

「火を焚きなさい」に続き、再び山尾三省さんの本に絵を描かせていただいた。
「野の道」と「狭い道」の復刻新版。
この仕事の絵のことを考えていたころ、ランテルナムジカのツアーがあって、立てつづけに屋久島と盛岡に行った。しかも屋久島から盛岡に直接の移動だった。
この2冊を繋ぐような展開にすごく意味があるような気がして、道を味わいながら歩いた。
屋久島のTabiraさんがいつも連れて行ってくれる「クリスタル岬」へと続くなだらかな下り道が「狭い道」のモデル。あちこちに生えているクワズイモの葉が好きだ。
「野の道」の方は「詩人の道」を描いたので現実離れしている。賢治の好きだったオリオンとかエンタシス(ギリシャの柱)とか。
でもやっぱり盛岡の中津川の道を思い浮かべながら描いた。
新版 野の道 ―宮沢賢治という夢を歩く 解説:今福龍太
新版 狭い道 ―家族と仕事と愛すること 解説:早川ユミ
2018年 新泉社刊










