28日からは東京の神楽坂、工芸青花「一水寮」で展覧会。
昨日作品を包んで送ったところ。
Anno Domini 2019 ロマネスクと私
会期|2月28・3月1・2・3日(木金土日)
3月7・8・9・10日(木金土日)
3月14・15・16・17日(木金土日)
*2月28日は青花会員と御同伴者のみ
時間|13-19時
会場|工芸青花
東京都新宿区横寺町31-13 一水寮101(神楽坂)
出品|nakaban
協力|太田志帆(タイル制作)
樋口晃史/COZY FACTORY(額制作)
+
3月7・8・9・10日(木金土日)
3月14・15・16・17日(木金土日)
*2月28日は青花会員と御同伴者のみ
時間|13-19時
会場|工芸青花
東京都新宿区横寺町31-13 一水寮101(神楽坂)
出品|nakaban
協力|太田志帆(タイル制作)
樋口晃史/COZY FACTORY(額制作)
+
「ロマネスク美術」と「ゾディアック叢書」に捧げる展覧会。
切り絵とタイルを制作した。
神田の古本屋で出会った古びたゾディアック叢書からこんなに物語が広がるなんて。
と書いても頭に「ハテナマーク」が浮かぶ方が多いことだろう。
ロマネスクは中世ヨーロッパの11世紀頃にもっとも盛り上がった建築などの美術(建物そのものに彫刻や絵画も含む)の様式を中心にした文化のこと。それがなんだかとてもいい感触のものなので、不思議でここ何年かすっかり魅了されている。あと僭越なことをいえば、そのかたちは僕の好み(厳密にいえばモノやかたちへの態度の理想?)と極めて近い。と、思いきやそれを裏切る違うものももちろんたくさんある。それもまた不思議と惹かれるものがあるのだ。
そしてゾディアック叢書(Éditions Zodiaque)は当時目立たない存在になっていたそのロマネスク美術を再発見、世間に紹介した20世紀後半に刊行された書籍のシリーズのこと。
そして今回の会場でもある「工芸青花」の本も素晴らしい作品だけど、編集長の菅野さんはずっと以前からゾディアック叢書を先輩としてお仕事をなさっているそうで、尊敬。青花でのロマネスク美術を担当される金沢百枝先生の活躍も見逃せない。
そのことがとても嬉しくて勝手に「青花」を応援させてもらっていた。まさか展覧会をさせてもらう日が来るとは…
そのことがとても嬉しくて勝手に「青花」を応援させてもらっていた。まさか展覧会をさせてもらう日が来るとは…
そして僕のトークもまた翌三月一日にあるので(注:会場は展覧会場でもある一水寮)大きくていまだにどう捉えるか考えてばかりのロマネスク美術とその翻訳の仕方とか、ゾディアック叢書のこととか、それにならう本を作ったり発表すること…の姿勢?理想?願望とか、そういうことについて話そうと思う。
ゾディアック叢書は小さくても分厚い本で、仕事場の本棚の半分を埋める勢いになっており、浅学だけれどなんらかのお話をできたらと思う。三月一日、お近くにいらっしゃることのできる方はぜひ。