11/28/2015

11/25/2015

11/25



何日も何ヶ月も懸命に探してそれでも出会えず、疲れてしまった時。
そうすることの意味も翳み、望みすらをも見いだせなくなった時。
何の役にも立てず、誰のためにもならず、ただそれはたち消えて行くだけでは。
という気持ちも既に隣人のよう。
その不安。
藝術はそのじりじりとした不安を食べて育つのかもしれない。
わたしもそれを食べて生き延びているのかもしれない。
まだまだ安寧に身を委ねることを固く禁じて。

piano era2015でお会いしましょう。
お伝えしていた通り阿部海太郎さん「洋梨の考古学」に参加します。
不安はともかく秋の終わりの洋梨が美味しい季節です。

nakaban

11/18/2015

11/18


もう3日も雨が。

青い青い水の底で。薄明かりのやさしさを探します。
nakaban







11/14/2015

翼の王国のマラッカ


ANAの機内誌「翼の王国」はバックナンバーがしばらくの間web上で公開されます。

この夏旅して描いて書いたマラッカの記事もこちらで公開されてます。
ぜひどうぞ。

ああ、あのおかゆが食べたい。

「マラッカ色彩覚え描きの旅」
文・絵=nakaban 写真=吉次 史成  coordinate=丹保 美紀




11/10/2015

雪花石膏




alabaster
うっすらと透ける柔らかい石。
冬の光にとてもよく似合う。

もったいなくて削れなかった、といったら嘘になる。
ほんとうは失敗が怖くて削れなかった。
削り始めると楽しくて、もっと早くさわっておけば良かったなと思う。
でも切りっぱなしの石をみて腕組みするのも楽しかったから良しとしよう。














ドイツの友人が25kgの大きな石を手配してくれた。
そのK君は文化財の修復の仕事をされていて、工具もたくさん持っている(しかも相当な道具コレクター 笑)。
だからパンみたいに切って数回に分けて送ろうかと言ってくれたけど、それも面白いけど結局まるまるで送ってもらうことにした。
それが原産地のスペインからドイツを経由して先月手元に届いた。郵便局の人の腰は大丈夫だっただろうか。
というわけで今や心置きなく彫れる。K君ありがとう。

でもこの状態が実にきれいでまた切るのに躊躇しそう。
刃渡りの長いのこぎりが要るなあ。





11/04/2015

「せとうち暮らし」のトークイベントです


トークイベント「ローカルで雑誌をつくること」

広島本川町readan deatにて。
ロゴ・表紙を描かせてもらって2冊目の「せとうち暮らし17号」がもうすぐ出ます。
とにかく動く編集部という印象。
どうやって雑誌をつくっているのか。
編集「風景」という言葉に触発されて、気になることを聞いてみたい。
13日。