12/24/2024
12/12/2024
12. Décembre
11/30/2024
30. Novembre 「お坊さまと鉄砲」
絵を担当させていただいた関係で試写会に呼んでいただいた。
しかし最もグッとくるのは人々の顔。
ひとり残らずいい…。あの良さはなんなのか。
それぞれに間違いなく時間の流れの質の違いがあって、そんな道が家々や市場や寺院、山の奥へと繋がっている。
道は世界中にあるのに、このブログを描いているこの窓の外にも見えるのに、そんなことを考えてもみなかった。
人々の織りなすストーリーの中心に選挙制度や議会制民主主義への問いかけがあるので、わたしたちが、さまざまな選挙に参加したり目撃したりした今年に公開されることも意義深いこと。
11/27/2024
27. Novembre
blackbird booksでの個展「記憶の庭園学」
これらの風景画こそはいいもので、わたしの個人的最大の発見で、遠い場所を描けば描くほど、リアルに自分の立っている地点を意識させてくれる。ここからどこに行こうかという気持ちになる。
自分の命が途絶えるまで描き続けるのか。それともやめてしまうのか。
まだまだ旅の途中という感じっスね。(←無理に性格変えていくつもりか)
会期は12月1日までなので、もうすぐ最終日。よろしくお願いします。
美しい本がぎっしり詰まっている夢のような書店。blackbird books。>●
11/16/2024
11/11/2024
11. Novembre
久々のblackbird books。
店内の一番奥まった場所に絵を飾っていただいた。
この店の客は素敵だ。詩集を購入される方が多くて、わたしも大崎清香さんの詩集と写真集のdes oiseauxシリーズのうちの一冊を入手した。
みんな詩集ってどういう時に開くのかなあ、とぼんやり思ったが、店内に並ぶ素敵な写真集の数々をめくっていると、写真集を取り出して眺める時間に似てるのか、と思った。自分の願う目的や解決とは違う地点に接続する。
それに微細さの内にこその、知らなかった違いを知る。
(これこそは戦争の反対なのだ。ものの微細さへの扉の存在がわからなくなるから戦争の方に行くのだから)
詩集、写真集を揃えることに特に力を入れているように見えるblackbird books。絵を眺める時間もそういうものであってほしい。
そう言い切ってしまうことは無理だけど、絵を見てくださる方々の反応をみているとやはりそのようである気がする。
11/08/2024
8. Novembre
「記憶の庭園学」
あれこれの庭園画を中心に。遊びに来てください。
ほこりっぽい屋根裏部屋を一年かけてクリーニング。やっと制作作業ができるようになった。
床を掃除してもこの屋根裏部屋にはさらに屋根裏があり、そこから埃がどんどん落ちてくる。
夥しい量のごみ…ねずみの死骸から昭和初期の教科書まで出てきた。
古い壁には外が見える隙間もあり、土を練ってちまちま埋めた。
11/01/2024
nakaban EXPO 「記憶の庭園学」
10/30/2024
OTTO × 仁詩 Hitoshi 西日本ツアー
10/24/2024
“meteorites”
11月1日から。(DMでは2日からとなっているがプレビューとして1日から。)
今、絵を当地に送った。
この月は周りに配置する絵を照らす、というつもりだったけど白い壁にかけるとあんまり明るくない。梨みたいだ。
10/21/2024
20. Octobre
急に冬の気配を漂わせ始めた富士山のふもとで、ハタオリマチフェスティバルのクロージングライブで森ゆにさんの演奏に参加。
10/19/2024
19. Octobre
出発前はいつも慌ただしく仕事をギリギリまで進め足りない幻燈予備品を買いまわり、
髪を切り盛大に失敗しサンドイッチを作りバスに飛び乗った。今東京でこれから甲府。
幻燈の装置Lightboxに鏡を使うのだが、たまに運搬時に割れていて(いくら保護しても何故か破損する)その予備が欲しいがまだ入手できていない。
それをちょっとここ新宿で探す。世界堂にも行きたい…。
広島から富士吉田に辿り着くまで段階がある。でもそういうのが良い。
小さな旅の二日間楽しもう。仕事関係待たせてしまってごめんなさい。
10/16/2024
「ハタオリマチニヒビクウタ」
お知らせ 10月20日 "ハタオリマチフェスティバル" クロージングライブ森ゆにさんのライブ「ハタオリマチニヒビクウタ」に幻燈で参加します。
会場は富士吉田の小学校の体育館。
詳しくはゆにさんのページのスケジュールをご覧ください。 ●
このアルバム「solitary」とてもいい。
めぐる季節に沿えて聴いていきたい作品集。
10/13/2024
絵本「夜空の切手」
「夜空の切手」安東 みきえ さく
新しい絵本ができた。
テキストを送っていただいて、はじめて読んだとき、絵が心に浮かびあがり、あとは描くだけなのだと思った。
でも数年かかってしまったのは、安東さんのテキストにあらわれていた暖かな死生観をわたしの内になじませる時間が必要だったから。
少年が天の上のおじいちゃん(姿はみえず)と邂逅する話。
でもしんみりした絵本ではない。
深淵さと暖かさが合わさった手触りの、不思議な安心感に包まれる感じ(ああ、語彙力がない)。
今知ってしまったのだけど、著者の安東さんは山梨の甲府のご出身とのこと。
このおはなしの舞台は、安東さんにとっての原風景の山梨の風景なのだろうか。
わたしは著者のこうした背景も知らずに絵を描いてしまったけど、やはりちゃんと文章から伝わってきたものがあって、これらの絵は山梨の風景のようになっているのだ。
あの空がひろい場所。風は百の草の香りを含んでいる。そして星星が近い。いいところだったな。
デザイン: 中嶋香織 編集: 櫻井友貴
10/10/2024
「木々のあいだの対空時間」net shop
鳥。最近メジロをよく見る。
メジロとヒヨドリのコンビで庭の木に遊びに来て果物や虫を突ついていく。
巷で言われているように「雀」が減っているのを実感するが。その代わりメジロが増えているような気がするのだが。
遠方だった方、ご興味おありの方、ぜひご覧ください。
絵などはクリックして大きくしてご覧くださると嬉しいです。
また、現在本・中川では『かるがものクッカ』という素敵な絵本の原画展を開催中。
10/07/2024
「スバらしきバス」ちくま文庫
10/06/2024
映画「お坊さまと鉄砲」
12月に公開の映画「お坊さまと鉄砲」のビジュアル画を担当させていただいた。
ブータンの パオ・チョンニ・ドルジ 監督。
制作のため、一足先に拝見。
絵はさまざまな場面をミックスして一枚のポスターを作るような気持ちで描いた。
このビジュアルは、フライヤーやチケットなどで使用され、公開が近づいたころ、本当にポスターも印刷されるとのことで、とても楽しみ。
⚫︎「お坊さまと鉄砲」
監督・脚本:パオ・チョンニ・ドルジ 『ブータン 山の教室』
製作:ステファニー・ライ 撮影:ジグメ・テンジン
出演:タンディン・ワンチュック、ケルサン・チョジェ、タンディン・ソナム
2023年/ブータン、フランス、アメリカ、台湾/ゾンカ語、英語/112分/カラー/2.39:1/5.1ch
原題:The Monk and the Gun
字幕翻訳:川喜多綾子 字幕監修:西田文信
メインビジュアル 絵:nakaban
提供:マクザム 配給:ザジフィルムズ、マクザム
© 2023 Dangphu Dingphu: A 3 Pigs Production & Journey to the East Films Ltd. All rights reserved
10/02/2024
2. Octobre
福音館書店の「母の友」 2024年11月号 ●
特別企画「こどもに聞かせる一日一話」
すっと溶けて消えてしまう何か。
これの正体をわかってしまいたいが、わかってしまってはいけない何かの気配を感じる。
この「ひみつのとんぼ」も短編映画のようでとても好きなお話だ。
9/30/2024
"Tangible&Visible"
Subsequence Vol.7
気鋭の工芸・カルチャー誌"Subsequence"にて漫画"Tangible&Visible"を担当させていただいた。
相変わらずハイクオリティな雑誌で、どうやったらこんな雑誌が作れるのかと驚くばかり。
大きな紙のページをめくっていると幸せな気分になれる。
Subsequence ●
9/29/2024
29. Septembre "木々のあいだの対空時間" 最終日
本日最終日。
会期中盛り上がってくださったとのことで感謝しかありません。
巣箱はあとわずかに残っているそう。
遠方の方はお店にお問合せください。
わたしの呼吸の中にもプロテスト・ソングのような旋律が流れている。
押し寄せる情報の波、個人情報への侵略、主権の制限。
一言で言うとこれらは全て唯物論至上の考えが原因なのだけど、わたしの頭の中では常にこういう傾向に進んでいくことへの悔しさが気持ちが渦巻いている。悔しすぎて歯軋りで歯が減ってるから。
自分でもあまり深く考えたことは普段ないが、絵でも立体でも絵本でも共通しているわたしのモチベーションはこの辺なのだろう。
福岡、望雲さんの"hermit/age"そして本・中川での"木々のあいだの対空時間"
これらのタイトルにもまたそのような意味を込めてある。
鳥籠ではなくて巣箱っていうのがいいんだよね。
心的空間に風穴を開けるような感じがある。
9/28/2024
27. Septembre
「カトラリーとピスタチオ」先日、広島市こども図書館にて。カトラリーのうちフォークはWolfgang Karnagelというデザイナーによる
"1986 WMF" for Lufthansa
ちょっと使いにくいがわたくしの絵から出てきたような形。
9/16/2024
16. Septembre
本・中川での個展「木々のあいだの対空時間」が好評のようで、数点の巣箱を追加した。
巣箱を買った人は、自宅にそれを持ち帰っても、なぜか自分の所有物ではないような気がするのではないだろうか?
わたしがこれらの巣箱の制作の参考にとアンティークの巣箱をアメリカから取り寄せた時に、なぜかそのように思ってしまったのだ。
これは「どこ」に属しているのか。はかり知れない謎がある。
安価な材料で組み立てられていて、さりとて貴重なものではないので、歴史的な骨董を手にした畏れおおさで、わたし如きが所有者なのではない、と思うのとは違う。
またそれは鳥や森の民に属するものだから、という納得の仕方をしようにも不思議な気持ちおさまらない。
本・中川の庭の木に巣箱をかけてもらった。ちょうどこの絵のような状況があった。
ほんの数メートルの先でも、そこに流れる時間は、現実から離れた遠い存在のように見える。
わたしはそのありように羨ましさのような感情を持った。
9/09/2024
9. Septembre
少しだけ秋になったのだろうか?まだまだすごく暑いけど、息を潜めるように盛夏のあいだ、成長を停めていた果樹たちが急に伸び始めた。柑橘、りんご、いちじく、梨、桃。どの木もひょろひょろで、わたしの糖の自給計画はまだまだ先が遠い。でもいくつかの木は初心者への情けのように果を実らせてくれた。
葡萄、葡萄がきれいだった。ベリーAという品種の葡萄の熟す手前の緑から紫に変化していく色、一粒毎にその色の変化の進行具合が違うので、房という集合体を眺めるとすごい。こんなにきれいなものなのかと。来年は絵に描かなくては。桃や梨は店で売られているものの4分の3ほどのサイズで実ってくれた。味もまあまあで、素人でもそれなりに実らせることはできるのだということがわかった。
ミツバチは個体数を増やして巣箱と外界を行ったり来たりしている。鏡を用いて巣箱をのぞいてみると大きなメロンパンみたいなまだまだ初期段階の巣の形が見えた。ミツバチは巣箱に衝突したり水飲み場で溺れたりする。完璧でない動きが心をつかんでくる。
絵本に出てくるようなオークの葉っぱの形が好きで、その木が入手できるかどうかを調べたが、日本には苗が無いようで、思い切って個人輸入した。ピレネーオークという木。検疫証明書と共に届いた木はほとんど枯れているような状態だったが、丁寧めに鉢に植えて日陰で養生管理していると葉っぱが出てきた。オリンピックで世の中が盛り上がっていた時、わたしは庭でガッツポーズしていた。
ハーブ類が伸びまくっているせいか、パトロール猫やたぬきが来なくなったのでさみしい。しかし何故か家の中に入っていることはあるようだ。夜中に天井の上からドタバタと音がして、どきりとさせられる。真っ暗な二階はリフォームの手をつけていないので、古い時代のままである。風通しのためにその二階の窓を開けっぱなしにしているからいろいろな動物が遊びに来ているのか。夜中に二階への階段を見上げると真っ暗で深淵に吸い込まれそうだ。築年不詳の建物なのである。もしあの音が心霊現象だったらどうかというと、霊でも妖怪でもこのわたしがとって食う。そんな図太い神経のひとになってしまった。
安浦の町内のある古い建物の薄暗い屋内(具体的には南薫造のアトリエ)のすりガラスに外の景色が映っていた。暗い部屋だったが雨戸に穴が開いていたので映像がすりガラスに映った。これがカメラオブスキュラかと思った。しばらくしてふとそのときのことを思い出して、自分で再現してみた。すると小さな箱のすりガラスに庭の風景が上下逆に映し出された。去っていく夏の記憶のような画像*。
その様子を見て、ある話を思い出した。人間は生まれてすぐの状態では、視界が上下逆に見えているらしい。しかし、しばらくすると上下をさらに逆に、つまり正しい(?)状態に脳が見たものを変換するようになるのだという。
その変換プログラムを実行する神経的、あるいは心的回路はどんどん太くなり、もはや自分の眼が本当は世界を上下反対に見ているなんて信じられない、という状態になってしまうというのである。本当の世界って本当はどうなんだろうと思わせる話である。
*写真の画像は上下を反転させてある。
9/06/2024
nakaban expo “木々のあいだの滞空時間”
2024.9/11 (水) - 2024.9/29 (日) 営業時間: 12:00~18:00 金・土~19:00
もうすぐです。お知らせが遅くなってしまった。
最近制作している鳥の巣箱と絵画など、など、の展示。
本・中川では過去に二つ絵本の原画展を開いていただいている。
2019年 nakaban × 植田真「とおいまちのこと・みなとまちから」
2023年 「トラタのりんご」
これら3冊はどれも最高の絵本であり、原画展も嬉しかったが、ずーっと苦楽を共にしてきた中川さんのとこなので、いつかは個展をさせてもらいたいと願い続けていて、ついに叶ってしまうというわけだ。
9月11日は本・中川にいますので、ぜひどうぞ。
n
9/02/2024
8/22/2024
8/17/2024
nakaban expo "hermit/age"
福岡の望雲で、久しぶりに展覧会。
nakaban expo "hermit/age"
立体 絵画 etc.会期:2024年8月24日(土)-9月8日(日) ※期間中水曜休
時間:13時−19時 ※24日はお話会のため17時閉店
場所:望雲507号室
※作家在廊:24(土).25(日)
ふと思い立ち、作りはじめた鳥の巣箱などを中心に、
あれもこれもと制作して楽しく発表したいと思います -nakaban-
nakaban(なかばん)
1974年広島県生まれ。画家。絵画、書籍の装画、文章、映像作品、絵本を発表している。
主な著作に、絵本『ダーラナのひ』(偕成社)『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修 詩、ミシマ社)『ぼくとたいようのふね』(BL出版)など。
【期間中イベント】-at.507号室 ※要予約
8/24(土) nakaban お話会
「最近はこんなことを考えながら制作しています」
時間:18:00〜 参加費:1300円(お茶菓子付)
ご予約・お問合せ: 望雲 092-733-1135
鳥の巣箱、撮影したものを吊しっぱなしにしていたら通行人が「かわいいねい」と言ってくれて自信をふかめている。
鳥の振る舞いとhermitという言葉が響いたので個展を記念するタイトルに選んだ。
hermitageになると庵という意味になる。
8/08/2024
絵本「ひとのなみだ」原画展 : フリッツ・アートセンター
8月10日より群馬、前橋のフリッツ・アートセンターにて、絵本「ひとのなみだ」原画展。
お近くの方、ぜひおでかけください。絵を見てください。
そして内田さんの非戦のことばを感じていただけたら嬉しいです。
会 期 ‖ 2024年8月10日(土) - 9月23日(月・祝)
会 場 ‖ フリッツ・アートセンター / ギャラリー
〒371-0036 前橋市敷島町240-28
Tel. 027-235-8989
mail. info@theplace1985.com
休館日 ‖ 火曜日
時 間 ‖ 11:00-18:00
入館料 ‖ 無料
8/06/2024
8/01/2024
7/28/2024
7/18/2024
♪ "morning dew" Ray Kondo
音楽家、詩人のRay Kondo(近藤零)さん。
彼のシングル曲に絵を提供させていただいた。
この曲が発表されているFRIENDSHIP.とはキュレーターの入ったポータルのようだ。
そこからさまざまな音楽サブスクのサイトに行けるようになっている。
FRIENDSHIP. > ●
Rayさんのこの曲を含む数曲を聴きながら絵を描いた。
それらの曲はどれも優しさがあるのにエッジが効いている。
矛盾の織りなす品と洒落た佇まい。
そんな彼の作品に関わることができたのはとても光栄なこと。
7/10/2024
「ひとのなみだ」の絵本の原画展@フラヌール書店
発売されたばかりの、内田麟太郎さんの「ひとのなみだ」。
早くもフラヌール書店さまにて原画展を開催していただけることとなった。23日から。
ぜひ原画をごらんください。
荒野で何かを宣言?訴えている?歌っている?空に向かって?
かんじんの言葉は聞こえない(か忘れてしまったか)のだけど、全体としてすごく希望のある感じで、なんだかすごくきれいなものを見てしまった、と目が覚めてもずっと覚えていた。
まさか絵本のいち場面に使うことになろうとは。
7/03/2024
新しい傘
early morningと題した新作。
こうしてショーウィンドウ越しに眺めていて、絵が街の風景の一部になっていることが本当に嬉しい。
今回はガラス越しの写真だけど、フクマさんが紹介のウェブページを作ってくれるとのことなので続報をまた後日。
6/19/2024
19. Juin 「ひとのなみだ」
いよいよ出来上がって来て、もうすぐ本屋さんに並ぶそう。
この絵本にはふたつの主題がある。
ひとつは戦争のこと、そしてもうひとつ、ひとのアイデンティティとは何かということ。
そしてもちろんそのふたつの主題は重なりあい、ひとつとも言える。
「ひとのなみだ」 内田麟太郎 (著), nakaban (絵) 2024年6月24日発売予定
童心社 ●
6/12/2024
12. Juin
植物はひとつひとつが天と地の間で奏でられる音楽。
牧野植物園では、学びの機会が多かった。それらをすべてがつなげて考えると、今、植物を見るたび、そうとしか思えなくなった。
無事にコンサートも終わって、関係者の皆さんが、口々に牧野博士も会場に観に来てたみたい、と言っておられたのでとても恐縮した。
牧野植物園のみなさま(特に岡林さん)、海太郎さん、このような素敵な機会をくださり、ありがとうございました。
帰りしな、高知の町の日曜朝市で土佐金時という名の芋の蔓を買って帰ったので植えてみようと思う。
6/05/2024
5. juin
海太郎氏の曲をずっとかけて、身体に流し込んでいく。
そう感じることがあってそれが面白い。
では、絵描きのわたしの立場はない?
そのおかげでかえってもっと自由になれるということか。
ああする、こうする、荷物が増えていく。
無駄にでかい懐中電灯、ガラスの塊、明らかに色調が重複している大量の油絵具。
言葉にできないあれを香りと表現したのは海太郎氏だ。
6/02/2024
2. juin
絵本の絵を描き終えた。
今から東京に送る。
絵の完成までの最後のひと月、完全に作者の安東みきえさんの書かれた物語の世界に潜りこんでしまっていた。
ひとつひとつの凡ての場面で、この手にふれることはできないが煌く宝石みたいな何かが放つ残光を見た。
5/25/2024
HATAORI-MACHI-FESTIVAL
山梨、富士吉田市で2016年から続いている「ハタオリマチフェスティバル」。
本年の絵を担当させていただいた。
古来富士信仰と共にある織物のまち、富士吉田市に地元の職人はもちろん、日本全国からものづくりに携わる方々が集まるフェスティバルとのこと。
下記のリンクから公式ページに飛び、森ゆにさんが歌うビデオをご覧ください。
5/18/2024
Field Studies (6)
気になるりんごの接木はやはり失敗が多かった。
ふじりんごの親である「国光」これが失敗したのが残念。
可憐な花は食べ忘れの春菊。花も一応食べることができるらしい。