「文藝春秋」4月号の目次の絵を担当させていただいた。
駅に行き交う人々の絵を絵巻風の細長い構図で描いた。
わたしは駅の構内のカフェに入って、人々を眺めるのが好きだ。
いつも不思議な気分になる。
なぜみんな行ったり来たりしているのか。わたしも含め。
さて、この号はコロナワクチン被害検証の記事が載っていて、話題になっている。
ちょっと前までは絶対NGであったこういう記事も紙媒体に載るようになり、社会のフェーズが遷り変わっていく。
こうした情報戦のようなものはメディアの誕生以来ずっと続いており、その戦時をどう生きるかだが、あえて多重人格者になって、社会から距離を置く自分を育てるのも一興ではないだろうか?
カフェから人々の往来を眺めるような感じ。
あれこれ解釈するのではなく、ただ眺めるのがいいのかもしれない。