いよいよ出来上がって来て、もうすぐ本屋さんに並ぶそう。
この絵本にはふたつの主題がある。
ひとつは戦争のこと、そしてもうひとつ、ひとのアイデンティティとは何かということ。
そしてもちろんそのふたつの主題は重なりあい、ひとつとも言える。
この絵本に関わったことから幾多の考えごとが浮かび上がって来たものだから、ここに気の利いたことを書きたかったけれど、だめだった。書いては消していた数日間…。
出版社の童心社の印刷物に少し書かせていただいた。
オビには、「非戦と平和の願いを込めて」と書かれている。
花や鳩、ハグするひとびとを描いても戦争は無くならない…のだよね。
内田さんがどのような文章をお書きになったか、ぜひ手にとってご覧ください。
絵も頑張りました。
「ひとのなみだ」 内田麟太郎 (著), nakaban (絵) 2024年6月24日発売予定
童心社 ●