10/31/2019

いよいよ「11月とCadencia」



もうすぐ11月。秋と冬の境目の月。
鳥取県、吉祥院(11/1)から始まるNyabo Ssebo-nakaban 鳥取・広島ツアー「11月とCadencia」。


主催者のおひとかた、ニューオダ美容室さんが情報をまとめてくださっている。

こちら。https://odahaircut.exblog.jp/27768559/



Nyabo Ssebo+神田智子は今回のツアーを契機にミニアルバムを制作という気合の入れよう。会場で先行販売予定。


充実のツアーになりそう。ぜひどうぞ。

10/28/2019

アラバスターの彫刻





アラバスターを削ると粉糖のように細かな粉が飛び散るが、すぐに落ちてしまう。
一つ一つの粒子の質量が重たいからである。
つまり、噴煙のように舞わないので環境や人体へのダメージが少ない。
そして静かに金やすりでショリショリと削るだけなので、誰にも騒音で迷惑をかけない。
お部屋彫刻向きなのである。
でも日本国内ではこの石材の調達が難しそうだ。
ある彫刻家と会ったときに、アラバスターなら日本でも入手するルートはあると聞いたこともある。

少し湿り気があるような冷たさとざらざらと粉っぽい表面。
気品のある半透明感。このあたりがこの石材の魅力と言えるが、なんといってもその重さがいい(うっかり床に落としたら大変!)。

一番上の写真は、部分だけの写りだけどぜんたいは本の形をしていてブックエンドになっている。
アラバスターの彫刻の中ではこれだけが実用品。

10/27/2019

27. oct


「窓から見える世界の風」にサイン。

10/26/2019

26. oct

仕事が煮詰まって散歩した。
というか散歩するために仕事を煮詰まらせた。

路面電車で数駅、馴染みのない電停で降りてそして歩き始める。
歩いていたら、強い雨が降ってきた。
雨宿りがてら気になっていたカメラ屋さんをのぞき、いつもは行かない方面を散策し
頭のなかに地図を描いていく。
雨の中を秋祭りのお神輿が通り過ぎて行った。
満足したので繁華街の抜け道を通り仕事場に戻る途中、午後の仕込み中のレストランのドアの隙間に群青色のポスターを見かけた。
わあ。ニャボセボとnakabanの11月のライブのポスター。
町の一部に溶け込んでそれはいかにもポスターだった。
嬉しくて思わず立ちすくんだ。
でもお店の人には声をかけなかった。

10/23/2019

23. oct




川上弘美さんの「おおきな鳥にさらわれないよう」が文庫化。
レモン色が入り、印象が変わった。こちらもまた好み。
デザインは名久井さん。

すごかった小説なのでもう一度読み返したいと思っている。
読むならどこかの広い公園の木陰でうとうと半睡しながらがいい。

10/22/2019

11月とCadencia




カデンシア...
音楽用語。

ニャボセボの二人にも馴染みの深い、南米の音楽で用いられる言葉。
楽曲の終止に用いられるカデンツやカデンツァとは少し異なり冒頭への回帰を表す。

しかしその解釈は一つではなく時と場合によってさまざまに変化するようだ。リズムそのものや抑揚をあらわす言葉でもあり、振り子のような反復のことをさす場合もあったり。

また、カデンシアを辞書で引けばラテン語での落下を意味する語源へとたどりつく。
それは秋(Fall)にみごとに符合する。

秋は音楽にゆったり耳をかたむける季節だ。
カデンシアという言葉がこうして連想させてくれるように、色とりどりの落ち葉に祝福された、始まりのためのフィナーレなのかもしれない。

10/18/2019

週末のイベントのお知らせ





明日19日は岡山へ。 岡山大学津島キャンパス内 Jテラスカフェでの「イチョウ並木の本まつり」。
(このイベントは本日から開催されている)
お誘いいただいて明日19日に参加させていただく。
ホホホ座の山下さん、451ブックスの根木さんとの公開鼎談に登壇させていただくほか、 「451ブックス」のブースにて拙著を販売予定。
https://setouchi-bookcruise.net/


そして20日は京都へ。

一乗寺の恵文社cottageでのチャルカの記念すべき20周年イベントに参加。
イベントは朝10時から行われ、様々なチャルカゆかりの工房、キッチンによるワークショップやフードが展開されるとのこと、夕刻から「椰子柄のグリッドノート」と題してランテルナムジカのライブを。
ランテルナムジカというプロジェクトの発端のひとつとなったチャルカという場所。
特別な思いで準備しているライブ。
ご予約はこちら 


そして20日は開催中の二つの展示の最終日。
福岡の望雲の「あおいえ」 
そして
東京銀座のswimmieの展示「ある日、アトリエで」
(15日までとなっているが20日まで延長)

いろいろと重なってしまったが、こちらもどうぞよろしく。

10/17/2019

17.oct


山口県は宇部市の永山本家酒造場のひやおろし「ふかまり」。


まろやかな甘みを湛えながらも、澄んだ水を思わせるような味。
山田錦100%

全国のお酒愛好家の方がたに知られた銘酒の、さらに季節限定品。
このたびラベルのリニューアルとのことで絵と文字を描かせて頂いた。

デザインはgogo(ゴウゴウ)の吉野二三泰さん。

10/16/2019

「ある日、アトリエで 」会期延長



swimmie銀座店でのフェア「ある日、アトリエで」は会期延長。

swimmieとはハンカチのメーカー、そしてお店。

今までも数多くのハンカチを制作させていただいた。

世界を行きかう人々のポケットに、スカーフに。特別な贈り物の包みに。
さまざまなストーリーの中で絵をそんなふうに持ち歩いていただけることは嬉しいことだ。
このことはけっして大げさではなく私にとって、絵の可能性を広げてくれた。

夏に制作した新作二点のハンカチ、その原画のほか、アトリエでの制作映像の上映とハンカチ。さらにスマートフォンケースも今回予約受付されている。
ハンカチ屋さんでスマートフォンのケースと驚かれる方もいるかもしれないが、そして自分もこの企画に少し驚いたが、こうして文章に書いてみたら確かになんら矛盾もないと思う。
ぜひ町に野に海に絵を持ち出して欲しい。


10/13/2019

13.oct

本日は西へ。
今日明日と福岡「望雲」に在廊。

「レタブロ」「版画」「立体」「デッサン」そして今回の「油彩」。
数えてみたらもう五回目の展示ですっかりお世話になっている。
画材をたくさん持ってきたのでテーブルを借りて絵を描いていると思う。

10/10/2019

10. oct



デジタルカメラの撮像素子と20世紀のレンズの出会い。
ピンぼけとひとの記憶は深い関係があり、もちろん絵の領域とも繋がっている。
絵描きの目であれこれ撮ってみたい。


10/08/2019

11月とCadencia










クラリネット ギター 声 幻燈。

Nyabo Sseboとnakabanによる初のツアー。

鳥取県の倉吉から始まり、広島県の、広島市本川町〜南区旭〜そして豊栄町と全4箇所でのライブ。

クラリネット 黒川紗恵子とガットギター田中庸介によるデュオである"Nyabo Ssebo"にゲストとしてヴォーカルの神田智子が加わる。
その音風景は唯一無二。

今回、その美しい音楽にライブドローイングを透過させた幻燈を音楽に添えさせていただく。

というわけで、室内楽と幻燈の新しいグループ、Nyabo Sseboとnakaban。
4人で素敵な会場を巡ってツアーができることが嬉しい。
ご期待。



*ツアー詳細


11/1(金) 
会場:吉祥院
(鳥取県倉吉市西岩倉町2189)
開場:18:00
開演:19:00
料金:3,000円+1drink500円
*小学生以下無料
◆ご予約はお電話、店頭でのお申し込み 
お名前、ご連絡先、人数をお伝えください。
夜長茶廊
TEL:0858-22-2083
(月曜休 11時-19時、日曜ランチのみ)
詳しいスケジュール → yonagasarou.com
◆お車でお越しの方
専用駐車場をご用意しております。
主催・フード出店:夜長茶廊


11/2(土) 

会場:マアル 素 SOU
(広島市中区本川町2-1-4 浜本ビル2階)
開場:18:30 開演:19:00
料金:3500円
*小学生以下無料
お席が必要なお子様~高校生まで1500円
◆ご予約はメールでのお申し込み
件名を「11/2ライブ予約」、本文にお名前・人数・お電話番号を明記の上、下記のアドレスまで送信お願いいたします。
sou@marru.net
◆お車でお越しの方
専用駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングにお停めください。
主催:マアル


11/3(日)
会場:ニュー小田理容室 MIRROR
(広島市南区旭2-21-23)
開場:16:00 開演:17:00
料金:3500円
*小学生以下無料
お席が必要なお子様~高校生まで1500円
◆ご予約はメールでのお申し込み
件名を「11/3ライブ予約」、本文にお名前・人数・お電話番号を明記の上、下記のアドレスまで送信お願いいたします。
atuoda@lilac.ocn.ne.jp
◆お車でお越しの方
専用駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングにお停めください。
主催:ニュー小田理容室


11/4(月・祝)
会場:Belly Button Products
(広島県東広島市豊栄町清武352)
開場:14:00 開演:15:00
料金:3500円
*小学生以下無料
お席が必要なお子様~高校生まで1500円
◆ご予約はメールでのお申し込み
件名を「11/4ライブ予約」、本文にお名前・人数・お電話番号を明記の上、下記のアドレスまで送信お願いいたします。
atuoda@lilac.ocn.ne.jp
◆お車でお越しの方
専用駐車場をご用意しております。
主催:Belly Button Products

10/07/2019

7.oct

広島の西のまち大竹で大龍寺音楽祭、そして稚児行列を経てガンジーさんの継職式の二日間。
楽しいだけでなく学ぶことも多くて、とてもよい二日間を過ごさせていただいた。
さまざまなカタチの藝術を包み込んでくれる「いつくしみ」がそこにあった。

10/05/2019

「あおいえ」本日から


福岡の望雲で今日から「あおいえ」と名付けた個展が始まる。 a - o - i - e やさしい響き。
晩夏から初秋にかけて、夜な夜な描いた20点あまりの絵を。
ぜひご覧になっていただけたら。

10/04/2019

【レスコラ】

富山の使われなくなった学校を舞台に、一つの季節に一晩の、幻のようなレストラン【レスコラ】。
6月に会場演出の一部として、ライブドローイングで参加させていただいた。
とにかく素敵なイベントだった。美味しそうだった。
その様子は先日テレビ放映された。

そのウェブサイトができていた。
https://reschola.jp
牧野伊佐夫さんのイラストが全面にあしらわれ、とても洒落ている。

ウェブサイトによれば次回のお客さま募集ももうすぐ。

10/01/2019

洋梨の収穫 そして個展のお知らせ




洋梨を買ってきて今年も描いている。
ピューターのお皿はお借りしたもの。
梨が熟してゆく過程はなんというか圧倒的な凄みがある。描いているうちにもどんどんどんどん熟れていく。秋がどこかで進んでいる。ああ、早く食べなくては。
あるいは、硝子瓶に詰めてワイン漬け(要クローブ)。

これらの洋梨はもちろん、5日から始まる福岡「望雲」での個展「あおいえ」に3点ほど選果して出品させていただく。もちろん、他にもたくさん描いた。今回も望雲の什器と組み合わさった独特の展示になることだろう。
楽しみだ(スタッフの方がいつもインスタレーションしてくれるのだ)。
福岡にお住いの方、いらっしゃる方、ぜひどうぞ。
ブックスキューブリックではランベルマイユコーヒー店の原画展も行われているのでそちらもどうぞよろしく。

描いた人は初日はとある秘密の音楽祭に出演するため行けないので、ごめんなさい。13(日).14(月)に「望雲」におじゃま予定。