松本の「本・中川」で、絵本『トラタのりんご』の展覧会。
初日の5日はわたしも現場におります。
久しぶりの松本(寒そ〜)。
移転して新しくなった本・中川ははじめてで、とても楽しみ。
りんごの絵も販売予定。
新たなオビをつける、ということでお受けした装画は全オビと呼ぶものらしく、全体をカバーするもの。なじみとなった人気作品の本の印象を一新するためのものなのだそうだ。
ほとんど表紙、なのでこれをめくったらオリジナルの表紙があり、2枚の絵が楽しめる。上部にクリーム色の部分があるでしょう、これがオリジナルの表紙の部分。
ちょっとサイズが違うのは、これはオビですよと表明するということなのだろう。
両方とも装丁デザインは芥陽子さんだ。わたしは線画と水彩グラデーションを描いて芥さんが仕立てた。
日本でヨーロッパで自由に軽やかに生きる小川さんのエッセイ。
この機会に読み返してみようか。
まど・みちおさんの詩「水はうたいます」が絵本に。
ほぼ毎日、朝、仕事場に着く前にスーパーマーケットに寄って食材を買っている。
最近いろいろな商品が高価になって商品が動いていない。売れ残り必至状態。
売る方にも買う方にも良くない状況だなあ、とぼんやり思っていたら、新聞社の街頭取材を頼まれてしまった。
・ちょっと前の値段感が染み付いているので何も買えません。
・家庭菜園やろうと思ってる。
・栄養学をかじって購入品目をメッチャ厳選してる。
などと答えた。はたして掲載されるだろうか?
新聞社のひとは異常気象や災害が原因の値上がりですかね〜と言っていた。
わたしは消費税のしわ寄せがだいぶ大きいと思う。(全ての過程にかかる10%)
それは言わなかったけどいちばん言っておくことだった。
あとスーパーマーケットも規格外大きさやのキズやありの野菜をならべることにも寛容になってほしいこととか。
農業は肥料代や資材代の高騰の煽りを受けているので、それも野菜の値上がりの原因なのだろう。少しずつでも肥料や農薬にお金をかけない自然農法が増えたらいいなと思う。
場違いな肥料の与えすぎの、その場の状態をバランスするために、どこからともなく虫や細菌がやってくるというのは趣味レベルの植物栽培をしているわたしでも実感しているのだ。(だから虫や細菌は悪者ではない。)
そういえば、今出てる農文協の「現代農業」は不耕起栽培の特集だったので、おどろいた。農家はみんなこの雑誌を読んでいる。農家ではない趣味のひとが読んでもとても面白い雑誌。
まあ実際に不耕起栽培にチェンジする農家は少ないと思うけど、少しづつ変わっていくのかな。
マルチと緑肥用に畑で草を倒すのにドラム缶をローラーがわりに使っているのだと。ドラム缶がたくさん売れたりしたら、面白い。
今度わたしの空想風景画の中に、農村風景を描きたくなったなら、ドラム缶を押し回す農夫を描いてみたい。
この夏はずっとある絵本のための絵を描いていた。
こども図書館で絵の先生。マグカップを描くの回。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8985d67f5b9e53b05d78436f9a87b29c092ded39
広島県の定例会見で、県が負けた裁判についての質問が記者から出ることが予想されます。
そこで、県の考えを動かすために、定例会見が始まる前、つまり今日中に1000筆以上の署名が欲しいところです。署名は県外の方でもできます。
***
(転載おわり)
19日まで締切が伸びたそう。
三原、竹原の水源が汚染されている。
有害な「だし汁」の素は、県外からの産業廃棄物。
お時間おありでしたら署名をお願いします!
ご署名お願いします!>> https://t.co/sF2922RbU9
追記:
こういう業者。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cd3c6a2d4423620d40d11fcc708437132351cfd
メモ)産業廃棄物とは?
●事業活動に伴って生じた廃棄物のうち 法令で定められた20種類
燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動 植物性残さ、動物性固形不要物、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、 コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、動物の ふん尿、動物の死体、ばいじん、輸入された廃棄物、上記の産業 廃棄物を処分するために処理したもの●特別管理産業廃棄物
産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、 感染性その他の人の健康又は生 活環境に係る被害を生ずるおそ れがあるもの
出典:「環境白書」環境省
https://www.env.go.jp/recycle/circul/venous_industry/ja/history.pdf
こちらをどうぞ。●
翻訳家の柴田元幸さんが編集される雑誌「MONKEY」内にて、小説の挿絵を担当させていただいた。
ポール・オースターさんの新作短篇「幻肢」
>MONKEY vol. 30 特集 渾身の訳業 (switch publishing)
どのページも面白そう。ぜひ。