3/06/2026

6.Mars


超駆け足の屋久島滞在。デザイナー高久さんに島を案内してもらった。
運転する彼女の横の助手席にはなんと青いインコがいる(手を差し出すと攻撃される)
山も里もいつものように、植物たちが思い思いに育っている。見飽きることはない。
ところどころに突き出た火山性の岩、誰の土地かわからなくなってしまったような広大な荒地。もう読めない古の石碑。海のほうへ降りていく道、山へと続く道。
その隙間にひとがささやかに家を建て暮らしている。石垣の向こうの庭には山にあるもののミニチュア版のような植物が植って、たまに何かの柑橘類の木がみえる。ミツバチの巣箱もいろんなところでみた。
自然の力がむせてしまうように強くて、賑やかなので、かえってこの土地のひとの心のなかにはしんとした静けさがあるのではないだろうか。優しくて涼しい雰囲気のひとが多いような。

3/05/2026

5.Mars



お久しぶりの屋久島。一日だけ。

この島の光と湿度に当たったもの、海の波のかたち、木々の育ち方や葉の差し出し方、ひとの目の色、声のイントネーション、石垣の積みかた、ものものの色褪せ方、書いていくときりがない。あれこれ無理なく取材する。はは、雨の予定が晴れてしまっている。森には行かない。たんかんの果樹園には用事があって。あの自然に引っ張られることなく自分のこころかどう反応するか。

『In Modest Blue』at twililight





本日から。

*

東京、三軒茶屋のtwililightにて、画集「In Modest Blue」(ELVIS PRESS)の刊行記念 原画展が行われます。イベントがあります。

会期|2026. 3.5 thu –3.23 mon
営業時間|12:00–21:00 close: 火曜日、第3水曜日

会場|twililight(東京都世田谷区太子堂 4-28-10 鈴木ビル3F・屋上/三軒茶屋駅より徒歩5分)


《会期中イベント 1》3月15日(日)


nakaban+山口洋佑+横山雄「エスキース」

尊敬するお二人にご参加いただき、主に線について、画家トークの夜。
それと、線を引いてもらったりとか、できるだろうか。



《会期中イベント 2》3月17日(火)

17日は1日かけて阿部海太郎さんと「テントパシー」を行います。トークもあり。

nakaban + 阿部海太郎「テントパシー」  

画家のnakabanと作曲家の阿部海太郎によるテントパシー【Tentopathie】は、幕の内側で行われる、芸術療法の形式を採った世界最小のコンサート空間です。体験できるのは、ごく少人数に限られます。最後にはカルテがわりのオルゴールシートを差し上げます。日常に差し込まれる特別な20分をどうぞ。テントパシー終了後、ふたりのトークも開催いたします。


*テントパシーは満席


「エスキース」と「テントパシー」この二つのイベントについて、詳しい説明、お申込み方法などはtwililightが書いてくださっています。ぜひこちらをご覧ください。⚫︎

3/04/2026

4. Mars

熊本での個展が始まった。

移転して新しくなった「さかむら」はやはり超絶良い。東京の西麻布のお店のころから変わることのない、さかむらさんならではの雰囲気。

そしてわたしの絵も過去イチその場所に馴染んで、とてもいい感じなのだった。

いざとなれば絵の手なおしを、と画箱を持ってきたが杞憂だった(鞄が重たい…)。このまま屋久島に行くので短期滞在だけど島で一枚くらい描きたいなあ。

今回は黒を効かせた絵が多い。しばらくこういう絵がつづく予定だ。海の絵なども海面が黒めで、その絵を随分長いあいだじーっと眺めているお客さまがいて嬉しかった。立てかけた絵、絵を見る人、夜更けのランプの組み合わせ。その絵を描きたくなった。

わたしが入稿した展覧会のDMは画面が真っ黒につぶれ、DMの機能を果たしていない。本物のほうは気に入っていただけると自負しているので、ぜひ熊本「さかむら」でご覧いただきたい。

3/03/2026

3. Mars

 



本日から熊本の「さかむら」にて。
わたしも現場に参ります。

2/27/2026

nakaban 個展 at さかむら

 


nakaban 個展 
熊本で定期的に個展で発表させていただいている「さかむら」。
今回から新店舗での展示。とても楽しみ。
ダーク・トーンの絵が多くなった。

2026. 3/3(火) --- 4/4(土)
13:00-21:00 (ラストオーダー) 
nakaban 在廊: 3/3. 3/4
休: 日・月曜日 および 3/11. 3/28---31
3/3 and 4  n 在廊

さかむら
〒860-0842 熊本県熊本市中央区南千反畑町1-3 満月ビル3F
https://sakamuratakeshi.com

27. Février

 


2/25/2026

2/15/2026

15. Février

 



来月、熊本の「さかむら」で個展の予定。3/3~

作業場に昔はパン棚だったという木の棚がある。Anchoretで購入したもので、ただの角材の寄せ集めなのでアンティークにしては安価だった。それに描きかけの絵を並べ、絵の具の油分を揮発させながら一次発酵のように寝かせておく。そしてしばらくして絵を取り出し画台に戻すと、その絵に描き初めの段階とは違う視点を持ち込むことができる(←根拠のない自信)。

「さかむら」は昨年移転して、その近くの満月ビルという建物の中に入ったので、前より展示できるスペースが減ってしまったらしいのだが、わたしは正直以前の会場が広すぎた、と思う。個展のスペースじゃありませんて。と毎度思っていた。

なので今回は少し落ち着いて絵を多く描き進めて、厳選して当地に送る予定。

2/07/2026

7. Février

 



いつになるのか、次に出る絵本のラフ原稿を練りに練っている。
昨年の冬の東京の喫茶店でドキドキしながら二つの案をお見せし、このストーリーで行きましょう、と決まって、あれからもう一年近くやっていて、我ながら「寝かせ」が長い。
でも一年で原稿は何往復もした。この呼吸のような編集者との原稿の往復が良い。
そうでなければならない物語の変化の仕方。
ハーロウメアの画集を出したり、ライブをしたり、土を耕したり、それらのことはこの創作に間違いなく作用すると信じている。あと少し。