雑誌「山と渓谷」の連載だった「山小屋からの手紙」が単行本に。
ふだん出会うことのない山小屋の主人たちの想いを、そのひとの文章で読むことができる貴重な一冊。
雑誌連載時にカット画を担当させていただき、数年…かなりの点数のカットを描いていた。
それらの絵の大部分が掲載されているので、楽しく読み進めていただけそう。
装丁: 朝倉久美子 刊行: 山と渓谷社
雑誌「山と渓谷」の連載だった「山小屋からの手紙」が単行本に。
仙台空港でOnReading黒田さんたちと合流、電車とバスを乗り継いで「曲線」へ。
表通りから一歩入ると、野生的だけど不思議な秩序を感じる庭があり、その向こうに久しぶりの扉が。
菅原さんと再会を喜び合い、展示の設営をはじめる。壁の色が淡いアイスグリーンで塗装されてあり、In Modest Blueの絵たちにとても合う。
あちこちのを素敵な本を見たい気持ちを抑え、釘を打って絵を飾った。と偉そうに書いているけど、黒田さんたちが結構やってくれた。
とてもいい展示になっているので、ぜひどうぞお出かけください。


ひろしま美術館にアルベール・マルケ展を観に行った。
フランス各地をはじめ、アルジェリアやドイツなどの風景画。
タッチも好みで、絶対逃したくない展示だなと思って、いそいそと観に行った次第。
目を惹く代表作のエメラルドかターコイズの水の色。これらの絵の具、当時は高価だったと思う。
てもいい使い方。
水に陽光が差すと緑色になる。これは藻の色ではない。
空の濃い青と太陽の黄が水の中でダンスして輝く緑色になるのだ。
その一方でモノクロームの絵もすてきだった。ドイツの港湾都市や雪のパリ。
モノクロームの系統の絵では晩年の、自宅のベランダから何度もポンヌフ橋を描いたものがあった。
同じ情景に何度も向かって描くという画家の姿にどこか崇高さを感じてしまう。
音楽家は曲を育てていくようにそれをやっているね。
本を何度も再読する人もそう。