6/12/2024

12. Juin





植物はひとつひとつが天と地の間で奏でられる音楽。


牧野植物園では、学びの機会が多かった。それらをすべてがつなげて考えると、今、植物を見るたび、そうとしか思えなくなった。

無事にコンサートも終わって、関係者の皆さんが、口々に牧野博士も会場に観に来てたみたい、と言っておられたのでとても恐縮した。
それと、わたしは絵を描くのに必死で気づかなかったが、鳥の群や雨風までもがコンサートに参加していたと。

牧野植物園のみなさま(特に岡林さん)、海太郎さん、このような素敵な機会をくださり、ありがとうございました。

帰りしな、高知の町の日曜朝市で土佐金時という名の芋の蔓を買って帰ったので植えてみようと思う。

6/05/2024

5. juin


高知の牧野植物園でのコンサートがもうすぐ。
海太郎氏の曲をずっとかけて、身体に流し込んでいく。

ライブの時間では、音楽家が絵を描いているみたいにみえる。
そう感じることがあってそれが面白い。
では、絵描きのわたしの立場はない?
そのおかげでかえってもっと自由になれるということか。

ああする、こうする、荷物が増えていく。
ほとんど使わない画材、持って来たのも忘れているような資料。
無駄にでかい懐中電灯、ガラスの塊、明らかに色調が重複している大量の油絵具。

用意することも大切だが、その時間、空間に立ち上がる香りのようなものをつかまえる。
言葉にできないあれを香りと表現したのは海太郎氏だ。
その時にしかそれは起こらない。忘れてはいけない。

もう鉛筆一本でいくか!(嘘です)


6/02/2024

2. juin

絵本の絵を描き終えた。
今から東京に送る。

絵の完成までの最後のひと月、完全に作者の安東みきえさんの書かれた物語の世界に潜りこんでしまっていた。
ひとつひとつの凡ての場面で、この手にふれることはできないが煌く宝石みたいな何かが放つ残光を見た。

5/25/2024

HATAORI-MACHI-FESTIVAL





山梨、富士吉田市で2016年から続いている「ハタオリマチフェスティバル」。
本年の絵を担当させていただいた。

古来富士信仰と共にある織物のまち、富士吉田市に地元の職人はもちろん、日本全国からものづくりに携わる方々が集まるフェスティバルとのこと。
下記のリンクから公式ページに飛び、森ゆにさんが歌うビデオをご覧ください。

手仕事するひとたちにリスペクトを込め、版画で制作。

詳しくはこちらにどうぞ。
https://hatafes.jp

5/18/2024

Field Studies (6)

 



気になるりんごの接木はやはり失敗が多かった。
しかしそれでも半分は生き延びているようだ。
ふじりんごの親である「国光」これが失敗したのが残念。

可憐な花は食べ忘れの春菊。花も一応食べることができるらしい。
作物を放っておくと、あっという間に巨大化し、突然ドーンと倒れる。
倒れた少し離れた場所に種がこぼれる仕組みで、不気味な現象だ。





5/06/2024

ピアノと絵のための湿った標本集/緑のデギュスタシオン

 




ライブ「ピアノと絵のための湿った標本集」のお知らせ。
高知の牧野植物園で阿部海太郎さんと。

初夏の緑を愛でるワークショップ「緑のデギュスタシオン」も。

ということで、めまいがするほど楽しみな6月8日。

ご予約など詳しい情報はこちらをご覧いただきたい。
高知県立牧野植物園
ポスターのデータ

4/29/2024

「せとうちスタイル」

 

またまた「せとうちスタイル」の表紙の画を担当させていただいた。

編集部が一年をかけてじっくり丁寧に取材した記事。
読めば「せとうち」を旅したくなる。そこで暮らしたくなる。

4/27/2024

「めいすい」



この水の絵は「Lights」という題。

浄水器で知られるMeisuiの広報誌「めいすい」の表紙の絵を担当させていただいた。

とても豪華な内容。
Meisui社の会員向けに配布される冊子であるが、全文をこちらで読むことができる。
お時間のある時にぜひ。


4/21/2024

caloのwebショップ。



大阪のcaloさんでの展示が続いている。
展示中の画たちが撮影されて、caloのwebショップに掲載された。⚫︎

光源や陰影の想像、デフォルメ、色の誇張や抑制、モチーフの立ち感。歴史、香り。おとなしいトーンの画のようでいて、さまざまな絵画ならではの面白いところをあれこれを試みた。

そういう当たり前のことを書くのは野暮だけど、いつもの空想の風景のやつよりそれらのことを意識しやすいというのはある。風景のシリーズはもう絵の中に入ってしまうから全て自動的にできてしまうというか。

ということでweb展示、遠方の方もいちどご覧いただけましたら。


4/20/2024

20.Avril

Newtown Pipin apple



先月、りんごの接木(grafting)をやってみた。
暖かくなって接いだ穂木から芽が出ていた。
台木はJM2。初めてのりんご接木なので一つだけでもうまくいくと嬉しい。
接木はむずかしい。無花果でたくさんやったけど一回も成功したことがない。

Smith'Cider apple