5/24/2026

24.Mai

 

早川ユミさんに会いに行った。このキッチン。ここがどこの国で、いつの時代なのかわからなくなる。


5/23/2026

22.Mai

ひろしま美術館にアルベール・マルケ展を観に行った。

フランス各地をはじめ、アルジェリアやドイツなどの風景画。

タッチも好みで、絶対逃したくない展示だなと思って、いそいそと観に行った次第。

目を惹く代表作のエメラルドかターコイズの水の色。これらの絵の具、当時は高価だったと思う。

てもいい使い方。

水に陽光が差すと緑色になる。これは藻の色ではない。

空の濃い青と太陽の黄が水の中でダンスして輝く緑色になるのだ。

その一方でモノクロームの絵もすてきだった。ドイツの港湾都市や雪のパリ。

モノクロームの系統の絵では晩年の、自宅のベランダから何度もポンヌフ橋を描いたものがあった。

同じ情景に何度も向かって描くという画家の姿にどこか崇高さを感じてしまう。

音楽家は曲を育てていくようにそれをやっているね。

本を何度も再読する人もそう。


5/20/2026

20.Mai

 

積み重なった本。なんだか気になってしまう好きなモチーフだ。
身近な、そのへんのちょっとしたものを描くときに、思い浮かべた方がよさそうなことがある。
遠い天上に星星が巡っていることとか、地形を撫でる風。どこかに雫が落ちる音。遠い町で無くしたものを見つけた瞬間の誰かの表情。
そういう、すこし遠くのことを無理してでも思い浮かべる。
今頃になってそんな練習をしている。

5/16/2026

16.Mai

 

photo: torico

やくしま果鈴 のリニューアルした店内に絵を架けていただいた。
この絵は、果鈴さんの自社果樹園を取材して描いたもの。最高に居心地のいい果樹園だった。ミツバチも飼育されていた。そこで屋久島の名物柑橘の「たんかん」をメインに、レモンやパイナップルなども育て、それらを原材料に使用されておられる。
本当は、絵を実際にご覧になっていただきたいところだけど、屋久島もなかなか遠いのでデザイナーのとりこさんにいただいた写真をここに掲示させていただいた。
点描も効いていて印象があると思うので、屋久島を訪れた際はぜひおいしいお菓子やお料理と共に絵をご覧になっていただきたい。です!
ちなみに、果鈴さんの果樹園では、道法正徳氏による道法スタイルという農法が取り入れられており、わたしも趣味の園芸で大いに参考にさせていただいている。






5/13/2026

13. Mai

 



もし今後、油絵の画材が入手できなくなったら、作ってみたい。
入手困難、それも良いのではないか、と思ってるし以前から画材の自作に憧れがある。
秋に油をとる目的でフラックス(亜麻)を畑に植えようと思っている。
でも、種を集めて絞ってもきっと画用油ひと瓶にも足りないのだろうな。
いいさ、まずはお試しで。
色、顔料のほうは、どうしても炭からの黒とか土からのアースカラーばかりになってしまうだろうね、やっぱり。

5/06/2026

6. Mai

わー。締切ぎりぎりの夜半までかかって絵本の絵を描き上げた。
予想では、もっと早くできると思っていたのになあ。

さらっとできあがるページもあれば何日もかかるページもあった。
今は気分が高揚しているけれど、眠って起きて、みてみたらどうだろうか。少し怖い。

ひとまず、とにかく、わたしは頑張った。

4/27/2026

27. Avril

外が眩しい。畑の片付けていないアブラナ科の野菜たちに花が咲いてしまい、そこに蜂が群がって蜜を集めている。空っぽの植木鉢の縁を毛虫かエンドレスに周り続けている。雨後におそろしい勢いで伸びる草。ヤエムグラやシロザ、ギシギシ、ヘアリーベッチ、イタリアン・ライグラス。そしててんとう虫が葉の上のどこにでもいる(今年はとても多い)。シロザはサッと茹でて炒め物にするとおいしい。ノビルも食べる。ノビルは野菜にするにはパワーが強いので一本だけ摘んでハサミで切ってオムレツに入れる。畑が荒れ放題なのでもう草に行くしかない。果樹の柑橘、桃なとはすぐに虫に葉を食べられるが、なぜか今年は虫にやられていない。木が大きくなって来たためか、剪定の仕方を変えたので植物が丈夫になり、虫を追い払う何かが出てるのではないかと思っている。

絵の方はいくつかの挿絵を描いて、屋久島に送る大きな絵はできあがり、特別便の発送を待つばかり。絵本の原画は峠を超えたあたり。オリジナル?系統の風景の絵はなかなか描けていない。5月からまたがんばろう。みなさまも良い5月を。

4/08/2026

めいすい 2026




今年も株式会社メイスイの冊子「めいすい」の表紙の絵を担当させていただいた。
編集者とのやりとりの中「梅花藻(バイカモ)」という水中花のあることを知り、それを描いてみた。どこかで見てみたい花。

この素晴らしい冊子の記事は、こちらで読むことができる。⚫︎

編集は50ノ音の大石美樹さん。デザインは長尾純子さん。



4/06/2026

彩の国 さいたま芸術劇場




彩の国さいたま芸術劇場の2026年の年間公演ラインナップのフライヤーの絵を担当させていただいた。

たくさんの野菜を描画。ダンサーの近藤さんとコラボ。

デザインはGOAT

彩の国さいたま芸術劇場

4/04/2026

4. Avril


発送できるのかと心配な大きな絵を描いている。並行して絵本の原画も描いている。
こんなにのんびりしていていいのか。しかし焦りは良くない。着実に。

不思議なことに、ここのところ続けて遠くから旅人がやってくる。
なぜだろう、春はどこかに行きたくなるのかな。たんぽぽの綿毛のように。
同じところにいると、どうしても澱んでしまうので、風を通すためにみんな出かけていく。
わたしはどうだろう。絵を描いて、それで風を通せているので、出かけたくなる欲求というものは小さいかもしれない。
面白き出張は多いし、自宅と仕事場の間の移動は長距離すぎてもはや旅のようなものだし、作業場に着いたら着いたで庭の自然観察の満足度が高すぎる。でも純なる旅はなかなかない。

最近思うのだが、物語を綴るかのように旅する達人が身の回りに多い。単なるレジャーではなくもっと高度なことをしておられる感じ。
その旅の中でも、会うということは大切なこと。
誰かの旅の中継点にて出迎えることは光栄だし、いい気分がしばらく続く。
その気分を漂わせ、制作を進めようと企んでいる。