夏至通信
⚫︎オリーブの木を運んだ
以前、引っ越してきた場所に元々あった前の住人のものであろうオリーブのミッションの鉢植え。
いじめていたわけではないが、つい水やりを忘れてしまっても、けなげにベランダで生きてきた。自らのカリカリの落ち葉を栄養源にして。それをついに仕事場に運ぶ。土を足してやろうと思う。
この木は旅をしている。
我が植え過ぎ庭園のオリーブの木はこれで「サンタカタリーナ」と「バロウニ」そしてこの方「ミッション」のトリオとなった。
⚫︎メダカの名はサタン
サタンという黒くておっとりしたメダカが産直市に売られていた。
これを買って庭のトロ船池に放流。少しは蚊が減ってくれるだろうか。あちこちにいるかえるはこのメダカを食べてしまうだろうか。
メダカといえばピンピン泳ぐ魚だったような気がするが、このサタンめだかはおとなしそうな種である。
サタンといえばミルトンの失楽園に出てくる憎めない存在の悪魔をまず思いだす。サタンというトマトもあるし土星もサタンである。悪魔であるサタンというその名前にだまされてはいけない。堕ちてしまった存在で元天使である。自分の内の悪魔から目を背けてはならない。
⚫︎二階堂和美のコンサート
何度目かわからないニカさんのコンサートに行く。
言葉なきスキャットがいいな、と今回思った。
生まれて育てられつつある歌だけでなく、うまれる前の歌、忘れ去られた歌もニカさんは大切にしているのではないだろうか。
ニカさんのコンサートは感動の嵐なので、今回は感動に引っ張られないようにように聴いてみようと。お客さんが歌う場面がたくさんあったがわたしは歌わなかった。小学生みたいだ。
でも、美空ひばりの「一本の鉛筆」を歌ったのにはやられてしまった。1974年に生まれた曲。


















