花森安治さんの絵を長年傍らで見ておられた暮しの手帖社のある方に教わったペンで。
花森さんは決してペン先を捨てなかったんだね。とその方は言っておられた。
今はなんとなくその理由がわかる。摩耗したペンのそれぞれの個性がいとしい。
いちど外出して作業場に戻るとペンが机からころがり落ちて床に刺さっていた。
これにはどきりとさせられる。
これにはどきりとさせられる。
数年に一度これがある。
これも一つの時計だろうか。
そのペン、描けなくなったかなと思ったら描けた。
巡回原画展である「窓から見える世界の風」も複数会場で見て下さっている方もおられる。
巡回原画展である「窓から見える世界の風」も複数会場で見て下さっている方もおられる。
そんな方たちへの花束として。