先日の尾道、光明寺会館、柴田元幸さんとのセッションで描き投影された絵たち。
その空間が透明な大きな書物の中になり、そのページの狭間に潜り込んで行くような体験だった。
文字のありがたみを忘れがちだけど、文字というものがそこにあるだけで奇跡なのかもしれない。それを読み声にするという事はさらにすごいことで、現実を動かす力を感じずにはいられない。(さらに柴田さんは日本語を読みながら原語もダブルで読んでいる事になるわけで、書かれていない所も読んでいる。その声に深みが生まれないはずはない。)
と、いう事で数日経った今でもその声が大きな印象に残っている。
自分の独りでの読書でも本は暗誦すべきだなと思った。
自分の独りでの読書でも本は暗誦すべきだなと思った。