数カ所に穴を掘りしばらく満足していたが、その穴に枝を詰めた。
薪ストーブで炭をつくりそれも穴に投入。
牡蠣の殻をハンマーで割り、ばら撒く。
地中から次々出てくるレンガを積む。
果樹に絡みついた蔦をとりのぞく。
勘にまかせて、30分程度やることを決める。
とにかく楽しくて何をしても全ての行動に絵画と同じようにゲーム性があるように思う。
古い畳を土壁用にとってあったのだが、ふと、カッターナイフを入れて藁をむしり出して地面を覆ってみた。
畳一枚でも相当な面積を覆えることがわかった。
新たなオビをつける、ということでお受けした装画は全オビと呼ぶものらしく、全体をカバーするもの。なじみとなった人気作品の本の印象を一新するためのものなのだそうだ。
ほとんど表紙、なのでこれをめくったらオリジナルの表紙があり、2枚の絵が楽しめる。上部にクリーム色の部分があるでしょう、これがオリジナルの表紙の部分。
ちょっとサイズが違うのは、これはオビですよと表明するということなのだろう。
両方とも装丁デザインは芥陽子さんだ。わたしは線画と水彩グラデーションを描いて芥さんが仕立てた。
日本でヨーロッパで自由に軽やかに生きる小川さんのエッセイ。
この機会に読み返してみようか。
まど・みちおさんの詩「水はうたいます」が絵本に。