10/12/2026

「火を焚く準備はできている」




長年焚き火を実践、考察してこられたアウトドア・アドバイザー 寒川一さんの展覧会「小さな焚き火 寒川一と山尾三省」に向かって、寒川さんの詩を掲載した小さな冊子が制作されることとなり、ドローイングを描かせていただいた。

寒川さん、そして屋久島の三省さんに敬意を表し、わたしの制作は焚き火を楽しむことから始め、残り火からひろいあげた炭で線をひいた。

出来上がったたくさんの木炭ドローイングを、デザイナーの皆木祥吾さんが特殊な印刷法で本にしてくださったので、本当に描いたままのデッサンのように生々しく印刷されていた。

「火を焚く準備はできている」リトルギフトブックス刊
展示会場は鎌倉、長谷のoff sessionで10月16日から。ぜひお出かけください。⚫︎


p.s. わたしの絵本「ダーラナのひ」も会場で販売してくださるとのこと。とても光栄なこと。
 

10/06/2026

nakaban expo「本と果物」

 



荻窪のTitleでの個展がもうすぐ始まる。
「本と果物」というテーマ。
このように装丁を含めた本の絵を描いたことは過去になくて、試行錯誤があった。
装丁の、それ自体が他者の作品であるという、おそれ多さや、ややこしさがある。
その余りある魅力は絵にするには困るものであり、とにかく一旦そこから逃げようと、書物の一部だけをクローズアップして果物を挟んで描いてみたり、ページがバラバラとめくれた埃っぽい様子を描いたり、と試みたが(潮田登久子さんの写真集「BIBLIOTHECA」を眺めてしまった影響)結局その手法で連作を広げることができず、観念して本の装丁のたたずまいをそのまま描く事にした。

描いてみると、装丁家の想いも感じられなくはなかったが、すでにその本の刊行から時が経ち、それは誰の意図からも独立した自由なオブジェになっており、思いのほか添えた果物との相性も良かった。
洋書から日本の文庫本まで、幸せな気持ちを持続させながら描くことができた。

この展示はTitleの店主、辻山良雄さんと時間をかけて企画制作してきたもので、ようやく発表できそうになって、とても嬉しい。
絵に添えられた辻山さんの詩とともに観ていただくと、よりひろがるはず。
個展だけど実質二人展なのでは?ぜひ観ていただきたい展示。

初日の9日はわたしも会場にいさせていただき、二、三日めの10日、11日はわたしはいないけど、お店の前で「いちりんご」さんのりんごの行商があります。わたしが塗装させていただいたりんごの看板が出るはず。

「本と果物」
本屋・Title 〒167-0034 東京都杉並区桃井1-5-2
2026年10月9日(金)ー 2026年10月27日(火)




10/02/2026

2. Octobre

 




blackbird booksの壁に展示。明日3日から。

10/01/2026

10月の2つの展示のお知らせ

 
10月3日(土)ー10月25日(日)

大阪 blackbird booksでの「in modest blue」 原画展 ⚫︎


10月9日(金)ー10月27日(火)

東京 本屋Title での個展「本と果物」⚫︎


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ぜひお出かけください。
それぞれの初日はわたしも会場にいます。

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Titleの展示の「本と果物」の絵を描き終わった。
制作に半年以上かかってしまった。本というモチーフはとても難しい。
この展示についてはまたあらためて書きます。

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blackbird booksに送るために「in modest blue」の絵を取り出して、久々に眺めた。
最近の絵と何かが違って少し切ない。
もう届かないかもなハーロウ・メアなのであり、このときだけの絵だったのかなと思った。
画集を作ってもらえて本当に良かった。

1.Octobre