親しい人の肖像を描く様に風景をいとおしく描ける様になったらな。
それができない。
けれど!
一本の木には鳥が住んでいるかいないか。
その木がおとす影のトーンはかなしそうかたのしそうか。
この風景、人に例えるとしたらどんな人生を送っているのか。
いや、モチーフではない。
絵が持とうとしている物語の問題だ。
そしてそれはいっさいが自分とは遠いところにある物語なのだ。
だから絵に自分を投影させようとするのはひょっとしたら間違っているのかも知れない。
線ひとつ点ひとつからはじまる全ての絵が肖像画の様であるならばいいのにな。と思う。
きっとそれは今日という日がつまったいい絵になる事でしょう。