突然ですが熟考の末、今後は下の三つの仕事を基本的にお受けしないことにしました。
A) 多くの人数でのグループ展示。
B) 展覧会DMなど案内状のデザイン作業。(わたしの企画除く)
C) 展示のおまけ企画としてのワークショップ。
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なぜそう思ったかというと、ひとつひとつはちいさくても重なると本来の仕事ができなくなる為です。
この半年、わたくしほんとうに不休で仕事しているのですが、どうもおかしい。
どうしてなかなか大切な仕事(絵を描くことや本を企画すること)に手がまわらないのか?
と考えると原因はこれらのことの集合による忙しさでした。
詳しく書きますと下のような理由があります。
A) ありがたいことにたくさん依頼を戴きます。とくに震災以降。企画自体は楽しい、あるいは意義があるかもしれないけれど、安易な考えのものも多いです。
ひとつひとつは小さな企画でも増えると時間を取られ、作家から長期的な構想の時間を奪います。ただ、どいかやさんがされているような「ペットショップに行く前に展」のような個人の問題意識、強い意思のもとに企画されたものは尊重する気持ちがあります。
B) 画廊の人材不足、費用不足の時代ですが、これらの作業がぜんぶ作家にまわって来ると大変です。わたしのようにデザインができる画家は頼られることになって、時間がどんどんなくなります。なかなか他人には理解されないことですが絵を描いていながら器用にデザインもこなしてしまう自分に気持ちが落ち込むこともあります。
ただ私が企画に密接に関わって役割分担として必要となればデザインする事になります。ニュアンスが他人に伝えられない時とか絵とデザイン要素が密接にからまった印刷物が必要なこともあります。
C)これはなかなか大きな声では言えることではありませんが、ごめんなさい。WSは展示にとってまったく関係のないことだと考えています。
ワークショップは企画者が作家の交通費を捻出してくださるように親切心で発案してくださることが多いです。でもわたしは交通費はポケットマネーでいいです。
ワークショップの準備に気をとられるなら、その時間でもっと直前まで絵に手を入れてクオリティを上げたいと思います。ワークショップやイベントに気を取られず絵を観て欲しいな、といつも思います。絵を見ることはエンターテイメントではありません、じつは大変な、ぐったり疲れてしまうようなことです。いろいろあるなかで絵をみても心にはなにも残らないと思います。
それとこれは特に私の価値観ですが作家はもうすこし引っ込んでいて謎めいていた方がいいのでは?と思います。近年の造形作家の芸能人化に疑問を感じています。
言いたいことはまだ山ほどあるのですが、こんなところでしょうか。
いろいろ私のキャパシティのリミットを越えて来ていて、ここらで宣言しておかないと…と思いまして。
(現在お受けしている仕事は作業させて頂きます。)