4/08/2026

めいすい 2026




今年も株式会社メイスイの冊子「めいすい」の表紙の絵を担当させていただいた。
編集者とのやりとりの中「梅花藻(バイカモ)」という水中花のあることを知り、それを描いてみた。どこかで見てみたい花。

この素晴らしい冊子の記事は、こちらで読むことができる。⚫︎

編集は50ノ音の大石美樹さん。デザインは長尾純子さん。



4/06/2026

彩の国 さいたま芸術劇場




彩の国さいたま芸術劇場の2026年の年間公演ラインナップのフライヤーの絵を担当させていただいた。

たくさんの野菜を描画。ダンサーの近藤さんとコラボ。

デザインはGOAT

彩の国さいたま芸術劇場

4/04/2026

4. Avril


発送できるのかと心配な大きな絵を描いている。並行して絵本の原画も描いている。
こんなにのんびりしていていいのか。しかし焦りは良くない。着実に。

不思議なことに、ここのところ続けて遠くから旅人がやってくる。
なぜだろう、春はどこかに行きたくなるのかな。たんぽぽの綿毛のように。
同じところにいると、どうしても澱んでしまうので、風を通すためにみんな出かけていく。
わたしはどうだろう。絵を描いて、それで風を通せているので、出かけたくなる欲求というものは小さいかもしれない。
面白き出張は多いし、自宅と仕事場の間の移動は長距離すぎてもはや旅のようなものだし、作業場に着いたら着いたで庭の自然観察の満足度が高すぎる。でも純なる旅はなかなかない。

最近思うのだが、物語を綴るかのように旅する達人が身の回りに多い。単なるレジャーではなくもっと高度なことをしておられる感じ。
その旅の中でも、会うということは大切なこと。
誰かの旅の中継点にて出迎えることは光栄だし、いい気分がしばらく続く。
その気分を漂わせ、制作を進めようと企んでいる。

4/02/2026

2. Avril


四月。新芽が芽吹く、花がひらく。一日経てばもう雰囲気が変わっている。

どの色も印刷では再現できない色。

零れ種から生えてきたのか宿根なのか、あちこちに生えているヤグルマギクを移植し、育てることにひそかに情熱を注いでいる。

なんてことはない花だ。でも惹かれる。

このヤグルマギクは、丈夫でたくさん増えるのに、野山ではなかなか見かけない。


移植した小苗もひと月も待てば銀緑の茎がスルスルと伸びて、蕾も膨らみ、もうすぐ咲きそう。

小苗から枯れるまで、終始眺めていると、すごくゆっくりと花火が打ち上げられているみたいだ。

3/25/2026

3/24/2026

24. Mars





3:00am 。ふいに目覚めてしまい、絵を描いてみた。
この状態がファンデーションで、後日ある程度の絵の具の揮発を待ち、さし色をしたり形を修正したりしてゆく。
それにしても、わたしの絵には生活感がない。鉱物のような町並み。
飾る絵に生活感があると疲れてしまうから、このような感じでいいと思っている。
さて、4:40 am 。わたしはこのまま起きていてもいいしもう一度眠ってもいい。
うーんたぶん寝る。

3/21/2026

21. Mars


東京から戻ってきて数日経ってしまった。
今回久しぶりの東京で驚いたことは、ゴミ箱が街から消えていたこと。
飲料の自販機も街角から減っていたと思う。
ペットボトルやお菓子の包みがカバンの中に溜まっていき、困った。
でも、これから石油がこの国に入らなくなったら、このようなペットボトルも、貴重品になるのかもしれない。
日常に浸透しきってしまい、どうでもよかったものが、原材料の枯渇で突然、貴重な品になる。
過去にもそんなことがあったような気がするけど、思い出せない。
環境の変化のフェーズがやってきても、今、取り掛かっている仕事がよいかたちで着地するよう、願いながら一つひとつ進めていくつもり。
大きな困難が起こるかもしれないけどそれしかない。

3/19/2026

17. Mars




テントパシー【tentopathie】は守秘義務があるので、テントの中で何が行われたかは言えない。はは。
狭いテントの中で待っていると、さまざまなお客さまが現れる。当たり前だ。
当たり前のことなのだが、テントの中で待っている立場としてはとても不思議な感じがした。

だから、
「今日はどこからいらっしゃいました?」「どうかなさりましたか?」
という当たり障りのない喋り始めになっていて、その実は「先生」のサイドからは興味津々の問いかけだったりする。

…守秘義務 笑

いらっしゃった時と20分の「施術」の後ではお客さまは違った人に見えた。
テントパシー効果あり。

夜、トークの時間はあれこれ喋ったけど、お昼にテントパシーでぶっ通しにしゃべっていたので、少し慣れていつもよりも上手に喋れたような。制作のポリシーのこと、完成とはなにか。

自分の絵はすかすかなのだけどある均衡が起こったときが完成のサインで、テンセグリティという言葉がふと出てきて自分で驚いた。いや、そんなにかっこいいものではないだろ、と思うけど。
そしてやはり海太郎さんのさまざまな現場の苦労話が面白かった。
海太郎さんは多分今日も現場でがんばっている。

打ち上げの席でも引き続き海太郎さんが演劇の話をしていた。特に「シェイクスピア」の話。ウィリアム シェイクスピア、そんなに面白いのか。海太郎さんは出会った時からことあるごとにシェイクスピアの話をしている。読んでみなければなあと思う。一般教養…。
最近「リア王」の上演が世界的に多いそう。なぜなのだろう。

3/18/2026

16. Mars

早起きして「パン屋塩見」へ。

石窯でのパン焼きを見学させていただく。石窯のある工房は暑くて、塩見さんは半袖だ。

こんなに暑いので発酵が進んだ焼く前のパンを一時避難させる少し温度が低い部屋がある。

窯から出できたカンパーニュはどれもとてつもなく愛らしい。もちろん美味しい。

新宿駅からも歩けるロケーションにこんな石窯があって、その蓄熱を近所の方々に解放されている。要予約だが、ルクルーゼなどに食材を入れて持ち込めば、窯の中に入れてくれる。

塩見さんは、わたしが共同窯の絵を描いたのを画集を見て知ってくれて、連絡をくださり、その絵を買ってくださったのだ。その絵を包んで持ってきた。収まるところに収まってしまった絵にとなって嬉しい。パン屋さんの販売スペースに飾ってくださるようだ。そこにはマメさんのすごく美味しそうなパンの絵もある。ひとときも休むことなく仕事をしていた塩見さんはかっこ良かった。

午後、twililightに向かい購入した本を読んだり接客したりした。

知っている人にも知らない人にも会う。絵をじっくり見てくださっているのを少し離れて眺めていた。絵を描くときの、それが好きではあるが、やはりの孤独感の「冷え」が溶かされていく。夜はテントパシーの設営。金沢で行ったテントパシーの布を海太郎さんが保存しておいてくれた。それを使ってぐるりと囲えば、あっというまにあの金沢のときの続きのような空間が出来上がる。

3/16/2026

15. Mars

twililightでエスキースや失敗や活動について。喋り過ぎな夜。
山口洋佑さん、横山雄さん、そして来てくださったお客さま。
本当にありがとうございました。
twililight、4周年おめでとうございます。
  
山口さんがひいた線、横山さんがひいた線、忘れないと思う。
線をひくだけでなんでこんなに違うのだろうね?


3/14/2026

14. Mars

 

また寒くなってしまった。みぞれが降っているのを見た。
大きな絵を描くので震えながらパネルを作成。P60相当。
これに描くのかあと思うと嬉しい。

卜伴椿が咲いていた。
ぼくはん、と読む。
椿にはまるとこれまた奥深そうなのでこれ以上は深入りしない。

明日から東京。
15-17日、三軒茶屋のtwililightにいます。





3/11/2026

11. Mars


ライブの予定はしばらくの間ないが大きめのライトボックスを作った。

twililightのイベントに持ち込むつもり。

「いちりんご」さんにいただいたりんごの木箱を庭に長期間放置して熟成、A3大にサイズを変更したもの。

A3の大きさだけど、やはりカメラが近いため全体を撮影できず、でもA4程度の描画と投影が可能。

3/06/2026

6.Mars


超駆け足の屋久島滞在。デザイナー高久さんに島を案内してもらった。
運転する彼女の横の助手席にはなんと青いインコがいる(手を差し出すと攻撃される)
山も里もいつものように、植物たちが思い思いに育っている。見飽きることはない。
ところどころに突き出た火山性の岩、誰の土地かわからなくなってしまったような広大な荒地。もう読めない古の石碑。海のほうへ降りていく道、山へと続く道。
その隙間にひとがささやかに家を建て暮らしている。石垣の向こうの庭には山にあるもののミニチュア版のような植物が植って、たまに何かの柑橘類の木がみえる。ミツバチの巣箱もいろんなところでみた。
自然の力がむせてしまうように強くて、賑やかなので、かえってこの土地のひとの心のなかにはしんとした静けさがあるのではないだろうか。優しくて涼しい雰囲気のひとが多いような。

3/05/2026

5.Mars



お久しぶりの屋久島。一日だけ。

この島の光と湿度に当たったもの、海の波のかたち、木々の育ち方や葉の差し出し方、ひとの目の色、声のイントネーション、石垣の積みかた、ものものの色褪せ方、書いていくときりがない。あれこれ無理なく取材する。はは、雨の予定が晴れてしまっている。森には行かない。たんかんの果樹園には用事があって。あの自然に引っ張られることなく自分のこころかどう反応するか。

『In Modest Blue』at twililight





本日から。

*

東京、三軒茶屋のtwililightにて、画集「In Modest Blue」(ELVIS PRESS)の刊行記念 原画展が行われます。イベントがあります。

会期|2026. 3.5 thu –3.23 mon
営業時間|12:00–21:00 close: 火曜日、第3水曜日

会場|twililight(東京都世田谷区太子堂 4-28-10 鈴木ビル3F・屋上/三軒茶屋駅より徒歩5分)


《会期中イベント 1》3月15日(日)


nakaban+山口洋佑+横山雄「エスキース」

尊敬するお二人にご参加いただき、主に線について、画家トークの夜。
それと、線を引いてもらったりとか、できるだろうか。



《会期中イベント 2》3月17日(火)

17日は1日かけて阿部海太郎さんと「テントパシー」を行います。トークもあり。

nakaban + 阿部海太郎「テントパシー」  

画家のnakabanと作曲家の阿部海太郎によるテントパシー【Tentopathie】は、幕の内側で行われる、芸術療法の形式を採った世界最小のコンサート空間です。体験できるのは、ごく少人数に限られます。最後にはカルテがわりのオルゴールシートを差し上げます。日常に差し込まれる特別な20分をどうぞ。テントパシー終了後、ふたりのトークも開催いたします。


*テントパシーは満席


「エスキース」と「テントパシー」この二つのイベントについて、詳しい説明、お申込み方法などはtwililightが書いてくださっています。ぜひこちらをご覧ください。⚫︎

3/04/2026

4. Mars

熊本での個展が始まった。

移転して新しくなった「さかむら」はやはり超絶良い。東京の西麻布のお店のころから変わることのない、さかむらさんならではの雰囲気。

そしてわたしの絵も過去イチその場所に馴染んで、とてもいい感じなのだった。

いざとなれば絵の手なおしを、と画箱を持ってきたが杞憂だった(鞄が重たい…)。このまま屋久島に行くので短期滞在だけど島で一枚くらい描きたいなあ。

今回は黒を効かせた絵が多い。しばらくこういう絵がつづく予定だ。海の絵なども海面が黒めで、その絵を随分長いあいだじーっと眺めているお客さまがいて嬉しかった。立てかけた絵、絵を見る人、夜更けのランプの組み合わせ。その絵を描きたくなった。

わたしが入稿した展覧会のDMは画面が真っ黒につぶれ、DMの機能を果たしていない。本物のほうは気に入っていただけると自負しているので、ぜひ熊本「さかむら」でご覧いただきたい。

3/03/2026

3. Mars

 



本日から熊本の「さかむら」にて。
わたしも現場に参ります。

2/27/2026

nakaban 個展 at さかむら

 


nakaban 個展 
熊本で定期的に個展で発表させていただいている「さかむら」。
今回から新店舗での展示。とても楽しみ。
ダーク・トーンの絵が多くなった。

2026. 3/3(火) --- 4/4(土)
13:00-21:00 (ラストオーダー) 
nakaban 在廊: 3/3. 3/4
休: 日・月曜日 および 3/11. 3/28---31
3/3 and 4  n 在廊

さかむら
〒860-0842 熊本県熊本市中央区南千反畑町1-3 満月ビル3F
https://sakamuratakeshi.com

27. Février

 


2/25/2026

2/15/2026

15. Février

 



来月、熊本の「さかむら」で個展の予定。3/3~

作業場に昔はパン棚だったという木の棚がある。Anchoretで購入したもので、ただの角材の寄せ集めなのでアンティークにしては安価だった。それに描きかけの絵を並べ、絵の具の油分を揮発させながら一次発酵のように寝かせておく。そしてしばらくして絵を取り出し画台に戻すと、その絵に描き初めの段階とは違う視点を持ち込むことができる(←根拠のない自信)。

「さかむら」は昨年移転して、その近くの満月ビルという建物の中に入ったので、前より展示できるスペースが減ってしまったらしいのだが、わたしは正直以前の会場が広すぎた、と思う。個展のスペースじゃありませんて。と毎度思っていた。

なので今回は少し落ち着いて絵を多く描き進めて、厳選して当地に送る予定。

2/07/2026

7. Février

 



いつになるのか、次に出る絵本のラフ原稿を練りに練っている。
昨年の冬の東京の喫茶店でドキドキしながら二つの案をお見せし、このストーリーで行きましょう、と決まって、あれからもう一年近くやっていて、我ながら「寝かせ」が長い。
でも一年で原稿は何往復もした。この呼吸のような編集者との原稿の往復が良い。
そうでなければならない物語の変化の仕方。
ハーロウメアの画集を出したり、ライブをしたり、土を耕したり、それらのことはこの創作に間違いなく作用すると信じている。あと少し。

2/02/2026

2. Février

昨日はランテルナムジカとLAGBAG MUSIC ORCHESTRAのライブだった。

わたしの荷詰めのミスで輸送中にメインの絵を描く画台の箱が壊れてしまい、修理して本番に挑んだ。前日に会場入りできてよかった。

このワインの木箱を改造した箱はもう15年は使ってしまっている。

この中に角度45°の角度で鏡が入っていて、上部の透明板の上に絵を描き、それがランプの灯りによって透過され、45°の鏡を通って、カメラが撮影、それプロジェクターから映すという、単純な作りだ。わたしはこの装置?の発明者なので楽器の名称のようにLightboxと呼んでいる。幻燈というと少しロマンチックすぎるので無機質な呼び方が好きなのだ。

でもやっぱり宣伝で「幻燈」と書いてもらうとお客さまの反応が良いから幻燈という呼び名でもいい。

丁寧に練られたアンサンブルの中、絵を描けて至福の時間だった。途中、わたしが絵を描くのを止めてシンバルを鳴らす場面があり、緊張感があった。

LAGBAG MUSIC ORCHESTRAのオリジナルの曲も少し聴くことができて、とてもよかった。オーケストラの皆さんが面白い方ばかりで、再会を願って別れた。今後が楽しみ。

とても丁寧に企画を進めててくださった上山さん夫妻、オーケストラのみなさん、編曲の鳥越さん、ワークショップを仕切ってくれた中尾さん、そしてお客として来てくれたみなさん。ほんっとうにありがとうございました。

わたしのおみやげは、終演後の打ち上げでいただいたオーケストラの楽団員の園田さんと市耒さんの運営される果樹園「昼ノ月果実」の桜島子みかん。桜島の麓の蜜柑園か…いつか見学に行きたい。

2/01/2026

31. Janvier

 

リハーサルが行われた。鹿児島 新屋敷町  LAGBAG MUSIC TOGO の音楽室にて。
今回のコンサート限りの楽団。曲のアレンジ。
真剣な音楽家どうしの演奏のニュアンスについてのやりとりが続いていた。
伝わらないはがゆさが伝わる嬉しさにひとつひとつ置き換えられていく。

1/28/2026

「灯る絵画と歌うピアノ」

 





2月1日。
久しぶりに鹿児島へ。
ランテルナムジカとラグバグミュージックオーケストラの特別な演奏会。
南の方、お子さまも大人さまもぜひ。

…ランテルナムジカって何?
Ryo Mitamura さんの写真でどうぞ>⚫︎

*

この「灯る絵画と歌うピアノ」というタイトルでの演奏会は2回目なのだが、前回は野外での台風の迫る中の演奏会で、風にあおられ髪もぼさぼさ、画材があちこちに散らばり、でも爽快な時間だった。
また外でもあのような演奏会をやりたい。
ポータブル電源が普及してきたので外で野点のような演奏会もできそうだ。

***

LAGBAG MUSIC presents
こどものために vol.3
【灯る絵画と歌うピアノ】

2026年2月1日(日)
18:00開場 18:30開演
ワークショップは17:00開始
LAGBAG MUSIC TOGO
鹿児島市新屋敷町26-23

【料金】 ※予約制
こども¥500
大人¥3,000
ワークショップ ¥1,000
※当日500UP

予約・問合せ
tel : 099-223-1050
mail : hello@lagbagmusic.com

出演
◾️Lanternamuzica (ランテルナムジカ)

トウヤマタケオ(ピアノとうた)
nakaban(画家•幻燈)

◾️LAGBAG MUSIC ORCHESTRA
上山紘子(ピアノとアコーディオン)
今林 吹音(ヴァイオリン)
有村 航平(チェロ)
市耒明果莉(オーボエ)
𠮷澤レイモンド武尊(サクソフォン)
園田 史人(ユーフォニアム)
内原圭乃 (マリンバ・パーカッション)
鳥越 桃子(編曲)

1/25/2026

25. Janvier


雪が降っている。昨日は広島の傘のフクマでライブだった。
暖かなお客様に囲まれ、OTTOの音楽を聴きながら絵を描いた。早朝の車道、果物、南米の国々や人々、山の民、海岸、椅子、楽器、眠るフリーダ・カーロ。

タンゴ、フォルクローレなどの南米の大衆音楽をベースに世界中の大衆音楽を吸収し、進化を続ける田中さんと助川さんの音楽。その作曲の成果の発表の場でもあるOTTO。(オーティーティーオーと読むがオットでもいいらしい)

そこにとても馴染んで絵を描けて、楽しい時間が続く。曲の合間にいきなりある紳士がとなりに来て、きみ、今の絵、最高だなあ。欲しいなあとおっしゃる。ダメですよ、と言い、でも自己肯定感爆上がりで嬉しかった。描画がノって来たいいタイミングで手づくりのランプのアームがガクンと折れ曲がって、笑ってしまう。そうこうしているうちに、ああ、残り曲も少なくなってきてしまう。終わってしまうのが寂しいなあと思った。曲調も相まって泣きそうになりながらヘナヘナな線をひいた。

田中さんは一緒にあちこち旅して長い付き合いになって来ているけど、今回初めてだった助川さんはとても喜んでくださり、再演を誓って別れた。曲がすごく良くて残り3枚しかないという助川さんのソロアルバムを無理に頼んで売ってもらった。

打ち上げはお店で開かれて、福間さんのお母さんがおにぎりを握ってくれて、「むしやしない」のケータリングまで手配してくださって、最高だった。お客さまに出されたコーヒーはハルカさんの特別ブレンド。先日の名古屋のときから手づくりのライブ、幸せの再確認が続いている。



1/22/2026

22. Janvier


 

24日は広島、本通り、傘のフクマへ。
田中庸介 助川太郎によるガット・ギターデュオ OTTOのライブ。
わたしはライブドローイング担当で呼んでいただいた。

*


ちらちら粉雪の舞う厳冬の広島の街。
商店街を歩いていると、あれあれ、ギターの音が響いて聴こえてくる。なんだろう。
いつものショーウィンドウがクリーム色の布で覆われ、薄ぼんやり光っているぞ。
そこに二人のギター弾きのシルエットだ。
旧時代のような荒目の映像。
絵がにょろにょろと描かれる様子が投影されている。
みんながきらきらした顔をして音楽を聴き、少しニヤニヤしながら映像を観ている。
何をやっているのだろう…コンサートなのか上映会なのか。
でも、その答えは硝子の壁の向こう側。

嗚呼、気になる。知っていたなら 知っていたなら (踊り出す)
この店の、あのひとたちと一緒に座ってみたかったなあ〜。



と、そうなってしまう前にチケットを手に入れましょう。
チケットはフクマさんのブログへ。⚫︎

追記

会場で 画集 "In Modest Blue"を販売します。
3850円で、ちょっと高いけど、良いものになったと自負しています。
この本は大型書店や Amazon などの大きなルートには流通しません。
なのでこの機会にぜひ手に取ってご覧いただきたいです。

1/19/2026

19. Janvier


名古屋のバブーシュカでのキセルとのライブはおかげさまで多分盛況で終わった。
密室の中でも、昼と夜の二つの演奏時間では全く違う雰囲気があって面白く感じる。時間って手触りがあるのだろうか。それに音楽と絵も影響される。

お客さんでぎゅうぎゅうで、その店内の隅っこのほんの少し空いたところに絵を描く台を置かせていただき、PAさんもそんな感じで、キセルの二人もかなりお客さまに接近した状態で「近っ」と言いながら演奏。
ガラス戸の向こうには裏方チームが聴いて観ていてくれて、本当にみんな近くて最高だ。
開場してお客にお茶を出すとき、その場にいた手の空いたひとがすすんで淹れて出していたのが印象的だった。実はキセル本人が淹れたお茶もあった。こういうところもバブーシュカでのライブがいい雰囲気だなあと思うところだ。

1/17/2026

17. Janvier

この数日キセルのアルバムをたくさん聴いている(いつも聴いているけど)。

春のかすみのようなのに妙に手ざわりを感じるキセルの音楽。

キセルとのライブは昼夜2公演あって、ふたを開けてみたら内容が全然違うのでびっくりしている。

あれこれたくさんの絵を描く日になりそうだ。

今日がついに来てしまった。

1/15/2026

15. Janvier



ライブをします。


もうすぐ、17日 kicellと  名古屋のバブーシュカ

24日 OTTOと  広島の傘のフクマ

2月1日  Lanternamuzica   鹿児島のLAGBAG MUSIC TOGO HALL


*

キセルとの再会が楽しみ。

キセルの前のアルバム「ザ・ブルーアワー 」も好きだったけど、新しいアルバムはすさまじい。

このアルバムを聴いていると、いや、キセルの今までのどのアルバムにも「その」ニュアンスがあったのだなあ、と気付かされるが、「その」の部分を的確に言い表わすことはできず、強いて言えば「キセル感」という単語で言うしかない。その純度が高いのが、作家としての意思が強く伝わってきて嬉しいし、尊敬してしまう。

「観天望気」からの曲、やってくれるかな。わたしもごそごそ、あれこれ 準備した。


*

広島でのOTTO のライブも迫ってきた。

OTTOの田中庸介さんと助川太郎さん。南米の音楽を中心に世界中の幅広い民衆音楽へのリスペクトを独自の音楽に昇華する素敵天才なお二人。

彼らのツアーの旅の途上、広島公演にゲスト参加。

音楽の力でフクマの店内が異国の酒場や食堂になったり石畳の広場になったりしそう。

田中さんは一緒に作品「ponto nodal」を作ったニャボセボの田中さんでもあります。

わたしは絵を描くことしかできないけど、世界あちこちのいわゆるworldmusicをアトリエで聴きまくり、Latina誌を愛読していた世界のフォークロア音楽ファンなので、僭越だけど絵と音楽が「合う」と思います。

ゲストに呼んでいただいて本当にうれしい。そしてフクマさんえでライブをするのは本当に楽しい。


*

そして久しぶりのランテルナムジカ。

鹿児島の楽団 LAGBAG MUSIC ORCHESTRAとの共演。今トウヤマさんとオーケストラの上山さんがその日のためだけに意見交換しながら曲をアレンジしているらしい。音楽家どうしのそういう共同作業はカッコよくて羨ましい。ランテルナムジカとしても本当に久しぶりで気分盛り上がっている。子どもたちの作った作品も投影予定。

トウヤマさんの最新作「音楽室」も培って来られたものの極まりのような作品で、ピアノひとつの研ぎ澄まされたような曲が多い。キセルのアルバムと共時的に通じるものがあると思うのはわたしだけだろうか。


*


自分にしては珍しくライブが続く。音楽家の凄さを思い浮かべて書いていたら自分でも元気が出てくると思ったのでちょっと書いてみた。

でも誇張はしていない。本当にすごい人たち。

今年はどんどんライブやりたい。


本屋 Title10周年記念展「本のある風景」

 

10周年を迎えた、東京荻窪の本屋 Title。
現在記念展が開かれており、錚々たる画友の方々に混ぜていただき、わたしも2点の絵で参加中。どちらも本が描かれた絵。
ぜひお出かけください。

本屋 Title10周年記念展「本のある風景」⚫︎
『本屋Title 10th Anniversary Book 転がる本屋に苔は生えない』⚫︎


1/12/2026

11. Janvier

 


Lanternamuzicaの打ち合わせで久々にトウヤマさんの音楽室に。
あれこれ話していると、どんどん降雪量が増えてきて早めに退散することになった。
犬がいるのだがいつも絶対吠えられる。
犬に吠えられるというのはどこか悲哀があって滑稽で好みな状況だ。
家に入ったり出たりを15分単位で繰り返していたおもしろい黒猫は死んでしまった。さみしいな。

トウヤマさんの家はオフグリッドだ。電気、水道といったライフラインを外部のインフラ供給と繋いでいないエネルギー自給の生活。薪が命。
時には苦労しながら、それすらも楽しむパンクな生活。

帰り際、庭のミツバチの様子も見せてもらう。
寒いのでミツバチも巣箱の中で丸まってるはず。
この子たちはわたしの仕事場のニホンミツバチの分家集団なのだ。
ミツバチは意外と冬でも活動している。とっても働き者。
それに引きかえわたしは、と思う。


1/09/2026

8. Janvier

「 古都 (Eard Ceaster) 」



名古屋での二ヶ所 「babooshka」 と「ON READING」での展覧会は12日まで。
ふたつのお店は歩いて15分ほどの距離。
この連休にお出かけください。

1/07/2026

New Year






今年もガルバンゾー!