2/02/2026

2. Février

昨日はランテルナムジカとLAGBAG MUSIC ORCHESTRAのライブだった。

わたしの荷詰めのミスで輸送中にメインの絵を描く画台の箱が壊れてしまい、修理して本番に挑んだ。前日に会場入りできてよかった。

このワインの木箱を改造した箱はもう15年は使ってしまっている。

この中に角度45°の角度で鏡が入っていて、上部の透明板の上に絵を描き、それがランプの灯りによって透過され、45°の鏡を通って、カメラが撮影、それプロジェクターから映すという、単純な作りだ。わたしはこの装置?の発明者なので楽器の名称のようにLightboxと呼んでいる。幻燈というと少しロマンチックすぎるので無機質な呼び方が好きなのだ。

でもやっぱり宣伝で「幻燈」と書いてもらうとお客さまの反応が良いから幻燈という呼び名でもいい。

丁寧に練られたアンサンブルの中、絵を描けて至福の時間だった。途中、わたしが絵を描くのを止めてシンバルを鳴らす場面があり、緊張感があった。

LAGBAG MUSIC ORCHESTRAのオリジナルの曲も少し聴くことができて、とてもよかった。オーケストラの皆さんが面白い方ばかりで、再会を願って別れた。今後が楽しみ。

とても丁寧に企画を進めててくださった上山さん夫妻、オーケストラのみなさん、編曲の鳥越さん、ワークショップを仕切ってくれた中尾さん、そしてお客として来てくれたみなさん。ほんっとうにありがとうございました。

わたしのおみやげは、終演後の打ち上げでいただいたオーケストラの楽団員の園田さんと市耒さんの運営される果樹園「昼ノ月果実」の桜島子みかん。桜島の麓の蜜柑園か…いつか見学に行きたい。

2/01/2026

31. Janvier

 

リハーサルが行われた。鹿児島 新屋敷町  LAGBAG MUSIC TOGO の音楽室にて。
今回のコンサート限りの楽団。曲のアレンジ。
真剣な音楽家どうしの演奏のニュアンスについてのやりとりが続いていた。
伝わらないはがゆさが伝わる嬉しさにひとつひとつ置き換えられていく。

1/28/2026

「灯る絵画と歌うピアノ」

 





2月1日。
久しぶりに鹿児島へ。
ランテルナムジカとラグバグミュージックオーケストラの特別な演奏会。
南の方、お子さまも大人さまもぜひ。

…ランテルナムジカって何?
Ryo Mitamura さんの写真でどうぞ>⚫︎

*

この「灯る絵画と歌うピアノ」というタイトルでの演奏会は2回目なのだが、前回は野外での台風の迫る中の演奏会で、風にあおられ髪もぼさぼさ、画材があちこちに散らばり、でも爽快な時間だった。
また外でもあのような演奏会をやりたい。
ポータブル電源が普及してきたので外で野点のような演奏会もできそうだ。

***

LAGBAG MUSIC presents
こどものために vol.3
【灯る絵画と歌うピアノ】

2026年2月1日(日)
18:00開場 18:30開演
ワークショップは17:00開始
LAGBAG MUSIC TOGO
鹿児島市新屋敷町26-23

【料金】 ※予約制
こども¥500
大人¥3,000
ワークショップ ¥1,000
※当日500UP

予約・問合せ
tel : 099-223-1050
mail : hello@lagbagmusic.com

出演
◾️Lanternamuzica (ランテルナムジカ)

トウヤマタケオ(ピアノとうた)
nakaban(画家•幻燈)

◾️LAGBAG MUSIC ORCHESTRA
上山紘子(ピアノとアコーディオン)
今林 吹音(ヴァイオリン)
有村 航平(チェロ)
市耒明果莉(オーボエ)
𠮷澤レイモンド武尊(サクソフォン)
園田 史人(ユーフォニアム)
内原圭乃 (マリンバ・パーカッション)
鳥越 桃子(編曲)

1/25/2026

25. Janvier


雪が降っている。昨日は広島の傘のフクマでライブだった。
暖かなお客様に囲まれ、OTTOの音楽を聴きながら絵を描いた。早朝の車道、果物、南米の国々や人々、山の民、海岸、椅子、楽器、眠るフリーダ・カーロ。

タンゴ、フォルクローレなどの南米の大衆音楽をベースに世界中の大衆音楽を吸収し、進化を続ける田中さんと助川さんの音楽。その作曲の成果の発表の場でもあるOTTO。(オーティーティーオーと読むがオットでもいいらしい)

そこにとても馴染んで絵を描けて、楽しい時間が続く。曲の合間にいきなりある紳士がとなりに来て、きみ、今の絵、最高だなあ。欲しいなあとおっしゃる。ダメですよ、と言い、でも自己肯定感爆上がりで嬉しかった。描画がノって来たいいタイミングで手づくりのランプのアームがガクンと折れ曲がって、笑ってしまう。そうこうしているうちに、ああ、残り曲も少なくなってきてしまう。終わってしまうのが寂しいなあと思った。曲調も相まって泣きそうになりながらヘナヘナな線をひいた。

田中さんは一緒にあちこち旅して長い付き合いになって来ているけど、今回初めてだった助川さんはとても喜んでくださり、再演を誓って別れた。曲がすごく良くて残り3枚しかないという助川さんのソロアルバムを無理に頼んで売ってもらった。

打ち上げはお店で開かれて、福間さんのお母さんがおにぎりを握ってくれて、「むしやしない」のケータリングまで手配してくださって、最高だった。お客さまに出されたコーヒーはハルカさんの特別ブレンド。先日の名古屋のときから手づくりのライブ、幸せの再確認が続いている。



1/22/2026

22. Janvier


 

24日は広島、本通り、傘のフクマへ。
田中庸介 助川太郎によるガット・ギターデュオ OTTOのライブ。
わたしはライブドローイング担当で呼んでいただいた。

*


ちらちら粉雪の舞う厳冬の広島の街。
商店街を歩いていると、あれあれ、ギターの音が響いて聴こえてくる。なんだろう。
いつものショーウィンドウがクリーム色の布で覆われ、薄ぼんやり光っているぞ。
そこに二人のギター弾きのシルエットだ。
旧時代のような荒目の映像。
絵がにょろにょろと描かれる様子が投影されている。
みんながきらきらした顔をして音楽を聴き、少しニヤニヤしながら映像を観ている。
何をやっているのだろう…コンサートなのか上映会なのか。
でも、その答えは硝子の壁の向こう側。

嗚呼、気になる。知っていたなら 知っていたなら (踊り出す)
この店の、あのひとたちと一緒に座ってみたかったなあ〜。



と、そうなってしまう前にチケットを手に入れましょう。
チケットはフクマさんのブログへ。⚫︎

追記

会場で 画集 "In Modest Blue"を販売します。
3850円で、ちょっと高いけど、良いものになったと自負しています。
この本は大型書店や Amazon などの大きなルートには流通しません。
なのでこの機会にぜひ手に取ってご覧いただきたいです。

1/19/2026

19. Janvier


名古屋のバブーシュカでのキセルとのライブはおかげさまで多分盛況で終わった。
密室の中でも、昼と夜の二つの演奏時間では全く違う雰囲気があって面白く感じる。時間って手触りがあるのだろうか。それに音楽と絵も影響される。

お客さんでぎゅうぎゅうで、その店内の隅っこのほんの少し空いたところに絵を描く台を置かせていただき、PAさんもそんな感じで、キセルの二人もかなりお客さまに接近した状態で「近っ」と言いながら演奏。
ガラス戸の向こうには裏方チームが聴いて観ていてくれて、本当にみんな近くて最高だ。
開場してお客にお茶を出すとき、その場にいた手の空いたひとがすすんで淹れて出していたのが印象的だった。実はキセル本人が淹れたお茶もあった。こういうところもバブーシュカでのライブがいい雰囲気だなあと思うところだ。

1/17/2026

17. Janvier

この数日キセルのアルバムをたくさん聴いている(いつも聴いているけど)。

春のかすみのようなのに妙に手ざわりを感じるキセルの音楽。

キセルとのライブは昼夜2公演あって、ふたを開けてみたら内容が全然違うのでびっくりしている。

あれこれたくさんの絵を描く日になりそうだ。

今日がついに来てしまった。

1/15/2026

15. Janvier



ライブをします。


もうすぐ、17日 kicellと  名古屋のバブーシュカ

24日 OTTOと  広島の傘のフクマ

2月1日  Lanternamuzica   鹿児島のLAGBAG MUSIC TOGO HALL


*

キセルとの再会が楽しみ。

キセルの前のアルバム「ザ・ブルーアワー 」も好きだったけど、新しいアルバムはすさまじい。

このアルバムを聴いていると、いや、キセルの今までのどのアルバムにも「その」ニュアンスがあったのだなあ、と気付かされるが、「その」の部分を的確に言い表わすことはできず、強いて言えば「キセル感」という単語で言うしかない。その純度が高いのが、作家としての意思が強く伝わってきて嬉しいし、尊敬してしまう。

「観天望気」からの曲、やってくれるかな。わたしもごそごそ、あれこれ 準備した。


*

広島でのOTTO のライブも迫ってきた。

OTTOの田中庸介さんと助川太郎さん。南米の音楽を中心に世界中の幅広い民衆音楽へのリスペクトを独自の音楽に昇華する素敵天才なお二人。

彼らのツアーの旅の途上、広島公演にゲスト参加。

音楽の力でフクマの店内が異国の酒場や食堂になったり石畳の広場になったりしそう。

田中さんは一緒に作品「ponto nodal」を作ったニャボセボの田中さんでもあります。

わたしは絵を描くことしかできないけど、世界あちこちのいわゆるworldmusicをアトリエで聴きまくり、Latina誌を愛読していた世界のフォークロア音楽ファンなので、僭越だけど絵と音楽が「合う」と思います。

ゲストに呼んでいただいて本当にうれしい。そしてフクマさんえでライブをするのは本当に楽しい。


*

そして久しぶりのランテルナムジカ。

鹿児島の楽団 LAGBAG MUSIC ORCHESTRAとの共演。今トウヤマさんとオーケストラの上山さんがその日のためだけに意見交換しながら曲をアレンジしているらしい。音楽家どうしのそういう共同作業はカッコよくて羨ましい。ランテルナムジカとしても本当に久しぶりで気分盛り上がっている。子どもたちの作った作品も投影予定。

トウヤマさんの最新作「音楽室」も培って来られたものの極まりのような作品で、ピアノひとつの研ぎ澄まされたような曲が多い。キセルのアルバムと共時的に通じるものがあると思うのはわたしだけだろうか。


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自分にしては珍しくライブが続く。音楽家の凄さを思い浮かべて書いていたら自分でも元気が出てくると思ったのでちょっと書いてみた。

でも誇張はしていない。本当にすごい人たち。

今年はどんどんライブやりたい。


本屋 Title10周年記念展「本のある風景」

 

10周年を迎えた、東京荻窪の本屋 Title。
現在記念展が開かれており、錚々たる画友の方々に混ぜていただき、わたしも2点の絵で参加中。どちらも本が描かれた絵。
ぜひお出かけください。

本屋 Title10周年記念展「本のある風景」⚫︎
『本屋Title 10th Anniversary Book 転がる本屋に苔は生えない』⚫︎


1/12/2026

11. Janvier

 


Lanternamuzicaの打ち合わせで久々にトウヤマさんの音楽室に。
あれこれ話していると、どんどん降雪量が増えてきて早めに退散することになった。
犬がいるのだがいつも絶対吠えられる。
犬に吠えられるというのはどこか悲哀があって滑稽で好みな状況だ。
家に入ったり出たりを15分単位で繰り返していたおもしろい黒猫は死んでしまった。さみしいな。

トウヤマさんの家はオフグリッドだ。電気、水道といったライフラインを外部のインフラ供給と繋いでいないエネルギー自給の生活。薪が命。
時には苦労しながら、それすらも楽しむパンクな生活。

帰り際、庭のミツバチの様子も見せてもらう。
寒いのでミツバチも巣箱の中で丸まってるはず。
この子たちはわたしの仕事場のニホンミツバチの分家集団なのだ。
ミツバチは意外と冬でも活動している。とっても働き者。
それに引きかえわたしは、と思う。