
今年度ずっと劇場に置いていただけるのが嬉しい。
早朝のプロムナードを思い描きながら制作。
見かけたらぜひいちまいお持ち帰りを。
北極の冷たい空気が天体の回転の遠心力であふれて、ときおり日本の上にかかる。
それで冬がさらに冷えているようだ。
キッチンのオリーブオイルもすっかり固まってしまった。
他人事のようだが、この時期、制作する絵も灰色のものが多い。
自分には珍しくある仕事で映像を制作している。
梅はまだ咲かない。去年より1ヶ月以上遅れている。
ミツバチが何匹か寒さに脱落して死んでいる。
それでも巣箱の中で丸く塊を作って暖めあっている。けなげだ。
この丸い塊全体が本当に一つの生命体のようである。
年が明けてから果樹をたくさん植えた。
洋梨、プルーン、ネクタリン、アーモンドなど。
果樹は超密植になってしまった。
ほぼバラ科なので、虫にやられたり病気になってしまうかもしれない。
南国系果樹のチェリモヤやロンガン、アセロラは面白そうだから植えてみたが寒さで枯れてしまう。レモンも先端部がきびしい。
香りコニファーのブルーアイスを数本植えた。ブルーアイスは何本あってもいい。
この庭、去年は棘のある野苺を取り除いていたが、今年は
つる日日草を抜いている。つる植物はぐるぐる巻きにすると枯れる。
逆に巻かないと陽に晒しても青いままでずうっと枯れない。これが不思議だ。
マチエールは漆喰。以前より下地に何かを使うことが増えた。
2月8日、東京の青山ブックセンターでトークイベントが行われる。
この「まど・みちおの絵本」シリーズでわたしが担当したのは「水はうたいます」という作品。****
絵を描くスイッチが入らない。のでまずはパネル作りをする。たてものの修繕用に買った材が結局パネルになっていく。電動工具が吐き出した木屑をブロワーで飛ばす。最近これが楽しみ。
ある日、あまりに冬の山がきれいなので山に入ってみた。
それでいろんな発見があったので気に入って、ほぼ三日に一どのペースでどこかの山に入っている。
この辺の山のふもとは全て墓地になっていて、その参道の奥に道が続いていて神社があったり、荒れ果てた登山道に入り口があったりする。
この町でこれらの墓を通り抜けて山に入っていく変なひと、わたししかいない。
地元の人に聞くと「昔はみんな山へいっとったけどねえ、今ごろは山は怖いけえー」という。松茸とか獲れるらしい。
山はあまりにも無人で、その結果降り積もった葉っぱで道はふかふかでベッドの上のようだし、道自体が崩れてなくなっているところもある。
人が通らなくなると道は消滅する、と当たり前のことを思った。
最近は植物の中でも椿が好きで色々研究していたが、山には野生の椿がたくさんあって嬉しくなる。鹿のツノとかも転がっている。アトリエに飾ったらかっこいいかなあと思うが拾う勇気がない。それより薪になりそうな枝を集める。
わたしの絵本、「トラタのりんご」のように廃業の果樹園が山中にたくさんあることを知った。棚田式になっているが石垣も崩れかけている。柑橘類は皮が厚いので動物も食べない。
この冬は西日本はいつもより暖かくもあり、雪が降らない。でもこれを小春日和って呼びたくなるわけでもないような違和感がある。
ミツバチは冬眠してたのに、暖かい冬のせいかまた働き始めている。このまま春になってしまって大丈夫なのだろうか。