
私の絵の描きかた。
すこし変わっている。
プラン無し。
順序立てていない。
つまり全くの手探りで描いているのだ。どうなるか、本当にわからない。
画材はたまたま目に留ったものを用いる。そして描く、というより闇雲に塗り始める。
ドローイングだったら何枚も捨てながら紙にかいていく。
でも、途中で、さかなや風景、文様のかたちがひらめく。
そうか、この絵はさかなの絵なのですか?
と、自分でびっくりする。
そこでやっと少しずつ方向が定まり、終わりが見えて来る。
さかなであればコンブの絵を描く。
するとコンブの方が熱が入ってしまい、よし、この絵はコンブの絵にしよう、となる。
そのあともラーメンの絵になったりする。
どんどん変わって行き、塗りつぶしたり、逆さにしたりする。
ノコギリで絵そのものを切断する。
半年間しまい込む。
最終的には思いもよらなかった絵になる。
これは例えるならば、献立の決まらないままスーパーマーケットに行き、食材を夢遊病の様にかごに放り込んで、帰って来て、ワクワクしながら厨房に立つ様な感じなのだ。
無計画すぎる。
しかしそうやって出来た料理にはその日の気分が刻印されていることだろう。
ストーリーがあるだろう。
これが絵描きにとってはやや重要。
この料理、うまいかまずいか、食べてみてのお楽しみ。