2019年5月25日土曜日

25.may



空中街区
朝の9時

ビルに反射する光と音
からすが狙う新鮮なごみ
切れた糸電話
ガランとした空室 
誰も読まない番地のプレート
どーん どーん 
遠くで空砲が鳴る



さあ、これに絵を描くんだと板を仕事場に運びこむ。
大きな絵に最初に線をひく時は、禁をやぶるような気持ちになる。
慣れていないから。
どこかに飛び降りていくような。楽しい?
何かのスイッチが入る。
間違えたところには×印を。
これは明日の自分への指示。

2019年5月19日日曜日

物言いたげな nature morte







君たちは待ってくれてたのかい?
部屋のかたすみで なにか物言いたげに。


*

あちこちからかき集めて描いた。オブジェやフルーツたち。
過去の作品からとりまぜて…とのオーダーだったけれどやっぱり現在のタッチが好きなので。
全10点の新作。


六九クラフトストリート Vol.7
「すぐそばの工芸・考」

2019年 5月24日(金)・25日(土)・26日(日)
11:00〜18:00(26日のみ 〜17:00)
長野県松本市大手2丁目 六九通り



2019年5月18日土曜日

ブックショップカスパール



今日からブックショップカスパール(神奈川県葉山)で「ことばの生まれる景色」原画展。〜29日まで。

恒例のオリジナルスタンプも設置していただいた。
大テーブルではナナロク社のフェアも。



行けない僕に写真を送ってくださった。
すごく素敵なところだ。
キーウェストの街を思い出す。

ああ行きたい。

お店のマークは山口洋佑さんだ。


2019年5月17日金曜日

17.may




枝ブロッコリー in the ボデガグラス。

印象からブロッコリーの時間に入ってゆく。
植物というものは全て天に向けられたアンテナなのだ。
ゆえに機能美を備えているようにみえる。
しかし絵に描くときはそんな自然の魅力に引っ張られすぎないこと。
ロマネスク美術が僕にそれを教えてくれた。

2019年5月16日木曜日

16.may

旅の杖

旅には危険がつきもの
だからしっかりとした杖が欠かせない
それは次のような杖でなくてはいけない
まず芯をくりぬいた「にわとこ」の枝であること
先端の大地に触れる部分を鉄の片で封ずること
もう一方の端から入れるのは
二つの子狼の眼
犬の舌と心臓
三匹のみどり蜥蜴
三羽の燕の心臓
七葉の摘まれたくまつづら
聖ジャンの日の前日にやつがしらの巣の中で見つけた小石
仕上げにつげの木で彫った林檎で穴を塞いで

さあ出発

(フランス・Lozère)

2019年5月13日月曜日

13.may

ヴィンテージの額を修理して使うことがある。
板を切り、ガラスorアクリルを業者に注文し、金具をとめる。
塗装が損傷しているのものはすべて薬品で剥がしたり、金の絵の具を塗る(ニュートンのルネッサンスゴールドが好み)。
オーバルの額はどうしたらいいのかわからない。
造るの大変だろうなあ…

2019年5月12日日曜日

12.may

スプーンを投げるように音符を投げる

ピアノとチェロ。その放物線と消失点に想いを馳せる音楽。
とても素敵な時間だった。