4/16/2024

「よびみず」

 








「よびみず」

画友・山口洋佑との二人展。
神奈川県・大磯、SALOでの展覧会は18日から21日の4日間。

こちら。

美しい緑色の鳩、アオバトに選ばれた町、大磯にあるSALO。
海辺の港町に似合う、飾るとそこが港町になってしまいそうな、愛すべき作品たちができた。

Nシェフの料理、喫茶、レーベルNRTのレコード屋(貴重盤ばかり)も楽しんでいただける。
ぜひ遊びにいらしてください。





4/14/2024

14. Avril



大磯にいる。山口さんとのコラボ制作が続いていて、かなり盛り上がって来たところで最終日を迎えてしまった。
うつわの絵、アオバト、鳥小屋、SALOの看板、光る猫などなど制作。
いろんな面白い人が行き来しているSALOはクルビ・ダ・エスキーナみたい。

4/10/2024

10.Avril

一日だけ広島に帰って来た。 
進行中の絵本の絵の制作が佳境になっていて、時間ぎりぎりまで筆を入れた。
隣の住人からオクラの種とズッキーニの苗をもらった。 
さっそくズッキーニを植えて、オクラの種を蒔いた。出張から帰って来たころに芽吹いていたら嬉しい。 サボイキャベツの種も蒔いた。 
草の成長がかなりの勢い。敷地全体に棘のあるラズベリーがはびこっているので、手袋をつけてちまちま抜いている。 でも花がさんさんと咲いているので食べたいような気もしてくる。 
棘なしのラズベリーやブラックベリーと入れ替えていく予定。 
ラズベリーがグレンプロセンという品種、ブラックベリーは大関ナーセリーのスイートアークポンカ。ポンカ、音が可愛い。
そういえばcaloでのわきのミニさんからりんごの苗をもらった。実生苗である。 
多分ちゃんとしたりんごにはならないと思うが万が一もしかしてという、実生ならではの夢がある。 
明日から大磯へ。

4/09/2024

本日から。

 


一年ぶりのランテルナムジカはピアノがなかったので、自作楽器を含むオブジェを使ったパーカッション、東南アジアの土着楽器のような音色のバンジョー、ラジオ放送、果てはホーミーまで飛び出し、音楽家の才能が炸裂の回だった。わたしは室内のオブジェたちの肖像画やお庭で起こる小さなドラマを絵にした。自分が今関心を寄せている等身大の主題にこだわった。大阪のcaloさんの20周年のお祝いは、ランテルナムジカ、今日から始まる本展「Facing the one」、caloで提供される美味しいカレーのファンに贈るカレーとインド音楽の会と続いていくようだ。 ということで、本日9日、愚生も在廊させていただくので行けたら行くわで来てください。

4/05/2024

5. Avril

 

バスクのコーヒーカップ、ディゴワンのお碗、デコイ。
デコイは父の作か叔父など親戚のどなたかの手による木彫。
バスクのカップは現地で買って気に入っていたのに欠けてしまって、でも絵にしたらなかなかおもしろい。半陶半磁。
Caloに飾っていただく絵。こんな感じで20点ほど。
今厳し目にクオリティーチェック中で、少し減ってしまうかも。

4/04/2024

EXPO「よびみず」nakaban|山口洋佑 二人展





そわそわしてしまう4月。
こんな素敵な企画をプレゼントしていただいた。

神奈川県、大磯の多目的スタジオ「SALO」にて滞在制作と展覧会。
こちら>

こうして山口洋佑さんとのコラボも続いている。いつもすごく楽しい。
山口さんがSALOのメインイメージビジュアルとロゴを担当されている。
上記のリンクからご覧いただける。

さて。このSALOでの「よびみず」はまったくのゼロからつくる展覧会となる。
その制作物にはSALOの看板も含まれる。

NyaboSseboの音楽によるSALOの映像作品も収録予定。

4/13が公開制作、4/14以降が展示。
ぜひお出かけください。

この絵はNyaboSseboとSALOのオープニングライブを行った時に描いたもの。


4/02/2024

nakabanEXPO "Facing the One" Calo20周年




ひとつのモチーフを選び、モチーフ台にセットして描いた連作の静物画の展覧会。
Caloさんの情報ページはこちら。

Calo20周年記念でもありで。
7日にはこの20年を祝う「ランテルナムジカ」もある。(搬入前につき絵は仮展示)
展覧会の本格スタートは9日から。9日はわたしもCaloにおります。

わたしもまた、Caloのオープンの頃から本格的に活動を始めているのでCaloと同じ20年を歩んできたという感じがする。たくさんの本や絵を紹介していただいた。

伝説の書店"amus"にいらした石川さんが、しばしの充電期間を経て、書店を作られる、ということでロゴのデザインや看板を頼んでくれた。とても嬉しかった。それがもう20年前???

この画像は連作の最初の一枚でフランスのdigoinのカップだ。
「eの港」で電子注文し、届いてみると何に使うのかわからないくらい小さい可憐なお椀で、卵かけご飯も食べられないという。でも絵にするとなかなか迫力が出てしまった。

食器や果物やお花や、カトラリーなど周辺のモチーフをたくさん描いた。本の絵もある。
お楽しみに、ぜひどうぞ。




3/22/2024

22. Mars



「文藝春秋」4月号の目次の絵を担当させていただいた。
駅に行き交う人々の絵を絵巻風の細長い構図で描いた。

わたしは駅の構内のカフェに入って、人々を眺めるのが好きだ。
いつも不思議な気分になる。
なぜみんな行ったり来たりしているのか。わたしも含め。

さて、この号はコロナワクチン被害検証の記事が載っていて、話題になっている。
ちょっと前までは絶対NGであったこういう記事も紙媒体に載るようになり、社会のフェーズが遷り変わっていく。

こうした情報戦のようなものはメディアの誕生以来ずっと続いており、その戦時をどう生きるかだが、あえて多重人格者になって、社会から距離を置く自分を育てるのも一興ではないだろうか?
カフェから人々の往来を眺めるような感じ。
あれこれ解釈するのではなく、ただ眺めるのがいいのかもしれない。




3/19/2024

「ネズネズのおえかき」

 


絵本「ネズネズのおえかき」が新装版で復刊。(ぶんけい=文溪堂刊)

とても可愛い一冊に仕立てていただいた。デザインは佐野裕哉さんの手によるもの。
この絵本を復刊してくださったのはトムズボックス土井さん、ぶんけいの妹尾さん。
心のこもったものづくりの過程だった。ほんとうにありがとうございます。

本書のオリジナルは学研から2007年に刊行されていたもの。
評判が良かった絵本で、大切に読んでくださっていた一冊がぼろぼろになったので欲しいと問い合わせをいただいたこともあった。
いま2024年の子どもたちにも読んでもらいたい。
子どもたちの絵心がさらににょきにょき育つかも。

というか、わたし、この絵本のページをしばしめくって、忘れていた初心を思い出した。
絵の中に入っておべんとうを食べなくては。

発売は26日のようで、来週から書店に並ぶのではと思う。

3/17/2024

17. Mars

 


twililightにて。
展覧会 "Recent Touches" は4月1日まで。
20点ほどの静物画のシリーズを飾っていただいている。
大崎清夏さんの新刊「私運転日記」もとてもいい一冊

画家の個展によく使われる Recent Worksと書く代わりにTouchesとした。
こちらの方がよりひろがりがあるのではないかと。
ただ触れた、日々に触れていたとした方が意図から自由になれる気がする。

もちろん絵に意図は必要だが、相手を画像で魅了したいという意図ではなく、あるはずがないと笑われてしまうかもしれないが、一種、響きや香りのようなものを感じて楽しんでもらえたら。