2018年2月22日木曜日

アブラエカタブラエ




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アブラエカタブラエ。

来月からの熊本の「さかむら」での個展。
店主の坂村さんの命名で一発で気に入ったタイトル。
語尾のaeがラテン語のよう。

3.1~3.31
立体油画の「コワンな夜」シリーズ他、タイトルの示す通り、油彩を展示。
特別なアンティーク額に収めて。
古額のニスはがしの薬品の匂いで倒れそうになりながらこれを書いている。
熊本の町では告知ポスターが貼ってくださっているのが楽しいこと。
偶然が重なって熊本ではランテルナムジカもある。

そして熊本での展覧会、さらに今回は同時開催が。
少し開始時期をずらして。
ポスター画像をクリックしてご覧いただきたいの心。

さかむら


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2018年2月21日水曜日

「窓から見える世界の風」

本日発売。「窓から見える世界の風」
世界を吹く50の風を気象学研究者の福島あずさ氏が気象学、民俗、歴史学、とさまざまな角度からわかりやすく解説した世にも珍しい風の本。
出版社は創元社、デザイナーは納谷衣美。企画・編集は内貴麻美。

考えてみると風というものは二つあるのでは?
窓の外、今も吹いている世界を巡る風と、自分の中を吹く心のざわめきを起こす風。
僕は台風などが来てずぶ濡れになろうと実は自分には関係なく感じていて、却って自分の内面の風の方にはとても感心がある。仕事柄そうなってしまう。
でもその二つの風は比喩ではなく本当に同じものなのかもしれない。とこのころぼんやり思う。
証拠など出しようがないけれど。
そう思うようになったのも長い時間をかけてこの本に絵を描く毎日があった結果かもしれない。
ちょっと暑苦しい言い方をすれば風を念じて描いていた。
それで、絵を描くのはあっという間だったように感じていてもやっぱり気づいたら1年以上かかって描いていたのだった。
とても良いテーマだったので、描くのが楽しくて描き終えるのがもったいなかった。
やっぱりあっという間だった。

屋久島のGallery Tabiraでは原画展を開催中。
この本の絵と同時に描いていた習作的ないくつかの絵も販売している。屋久島に行かれる方は是非ご覧いただきたい。

2018年2月12日月曜日

feb.13


冬の屋久島。
外では風がびゅうびゅう。
ブルー
グレーの海に閃く波が白いよ。
でもギャラリーはとても静かで暖か。

前は無かったピアノとコントラバスが風に共鳴して無音の音楽を奏でていた。
島に着いて二日目、編集の内貴さんがはるばる本を届けてくれた。
嬉しい。自分でもずっとめくっている。
Gallery Tabiraで先行発売。
人も自然もたくさんの事を教えてくれる。
だから屋久島を去るのはいつも名残惜しい。
田平さん、ありがとう。






2018年2月8日木曜日

ミアキスのカット




今書店に並んでいる雑誌「ミセス」3月号特集内、
読み物動物学者・今泉忠明先生に聞く「知っておきたい犬と猫の心理」
…のカットを描かせて頂いた。

ミアキスという犬と猫の祖先にあたる動物の存在を初めて知って衝撃を受けた。
そしてそれを人に話したらみんな知っていた。
知らなかったのは僕だけかい。
線画のカットは楽しい。


2018年2月2日金曜日

feb.2



frosty morning.
冬には冬の絵。
コートを着て外に出よう。

2018年2月1日木曜日

feb.1


こちらは屋久島の島内限定で掲示されている展覧会ポスター。
ポスターという宣伝方法が好き。
屋久島では殊に宣伝力があるだろうと思ったけど唐辛子100円に負けてるけどそれも含めて嬉しいような。

2018年1月28日日曜日

「窓から見える世界の風」



新しい本のお知らせ。
窓から見える世界の風」(福島あずさ 著 創元社 刊)

2月21日刊行。
世界の様々な土地から風を集めた本。
風が人々のくらしと文化に大きく関わることがよくわかる本。
見えないものを強く感じながら旅をすることの出来る本。
完成が見えてきてお知らせできて嬉しい。
去年はずっとこの本の制作に付ききりだった。
実は今も編集さんとデザイナーさんが印刷屋さんで
厳しく立ち会いチェックしてくださっている。

頑張ったので原画展のお知らせ。

屋久島のgallery TABIRAに呼んで頂き、2期に分けて行われる。

nakaban expo
Wind, Window, Word & World
「窓から見える世界の風」原画展
open 11:00-17:00 不定休

前期:2月5日ー3月10日
後期:4月15日ー5月15日



屋久島にいると海辺で、森の中でとてつもなく遠くから吹いて来る風を感じる。
風が遠くから吹いて来るのは当たり前だけど、強くそれを意識させられる。
それと屋久島には風に吹かれて沢山のひとが訪れる。
そんな場所であるから、ぜひこの本の紹介をさせてもらいたいな、とお願いした。
お願いしたのはまだ本が出来るかどうか心配な一年前のことだった。
約束が果たせそうて嬉しい。
この機会に屋久島に。いかがだろうか?

(初日には本は間に合わなくて2月中旬からギャラリーで先行販売予定。ここでもお知らせしたい)



屋久島以外でも続けて原画展を行うので続報したい。

2018年1月21日日曜日

Jan. 21




自分の絵の中では風景と風景は相互につながっている。

飽かずに風景を描き続ける限り長い旅をしていることになる?
絵を観てくださっている人も良かったらご一緒に。
昨日までのcaloさんでの展覧会で絵を購って下さった方への感謝の言葉。
良かったら。

今回の展覧会は旅先の絵だったが基本的にはスタジオでは空想の風景を描いている。
どこでもない風景を描き続ける意味。
はっきり言ってそれは子どもじみた妄想ではないのか。
つまりいわゆる中二病であり自分以外には意味の無い行為なのではないか。
あるいは空想の世界と現実のどっちがえらいのか。
現実の世界こそは空想に含まれたものではないのか。(語彙力がなくて)

風景というものがもっとも輝いて見えるのは移動している時である。
その逆の静止の極に絵がある。その意味が何かあるんじゃないかとか。

2月には「窓から見える世界の風」という本が出るのだけど、著者の福島あずささんの本でもあるに関わらず挿絵が多く絵のあとがき的な文章の頁を戴いた。
テーマが「風」で「窓」なのでこことばかりに風景を好んで描く理由をちらっと書かせていただいた。
この「世界の風」はなかなかの本なのでまたすぐに紹介させて頂こうと思う。

2018年1月18日木曜日

展覧会から


ドノスティアはサン=セバスティアンという町の名前を バスク語で読んだもの
読み方が二つあってややこしいけれど 歴史を感じさせてくれる 
店の名前もバスク語で名付けることが好まれる 
ドノスティアは世界一の美食の町なのだそう 
バルでワインとおつまみを食べ朝食は小さなカフェでオムレツを食べた 
とてもうまかった
そんな町のホテルに備え付けのコップを描いた

迷路のような地下鉄の駅に翻弄させられたけど何か楽しい
いつも事故で不通になっているパリの地下鉄
到着する前に車両のドアが開くなどとってもワイルドなパリの地下鉄


これは漫画的なタッチの絵にしてみた
実は広島の中央図書館の閲覧室の記憶を描いたもの
窓に向かったテーブルがあり本を読んだり勉強できる
一面に広がる街路樹がきれい
殊に冬は枝の重なりに目を奪われる

****

大阪の本屋さんcalo bookshopでの年を跨いで長く飾って頂いた展覧会もあと二日。
今回は新しい試みで、絵の側に言葉を付させて頂いた。

なんてことはない文なんだけど(そして今その文を眺めてみたら直したくてうずうずしたけど)モチーフの大半が遠い場所なので何か書いた方がいいのではないかと。それに絵を見ている時に絵に含むものを多層的に感じてもらいたいと思った。
と、云いつつ実は自分で自分を納得させたかっただけ、という作業なのかもしれない。

というわけで展覧会の最終日はいよいよ20日。

さて、一月は包んだり送ったり書いたり計ったりしているうちにひと月が経っている。
ので月末は絵をしっかり描かなければ。






2018年1月12日金曜日

jan.12


赤と青。
二つの絵はもうそれぞれ変わってしまったけど描き始めに記念写真撮っておいた。
油彩における下地は古典的にはオーカー色で描きなさい等と教わったけど僕はその時の気分で何色でもOK。
こういう二つを画板に並べてDJのように進めるのが好きだ。
この二つの場合赤と青は混ざっていく。最終的には何とも言えない灰色の領域に向かう。両者はそうなると何らかの関係性をもつ兄弟の絵である。
などと一人で勝手に夜毎思うことも楽しい。
一つは売れて行き一つは僕のところのファイルに収まったとしても何らかの関係が二つの絵の間に見えない糸がピーンと張られる。