文字のありがたみを忘れがちだけど、文字というものがそこにあるだけで奇跡なのかもしれない。それを読み声にするという事はさらにすごいことで、現実を動かす力を感じずにはいられない。(さらに柴田さんは日本語を読みながら原語もダブルで読んでいる事になるわけで、書かれていない所も読んでいる。その声に深みが生まれないはずはない。)
自分の独りでの読書でも本は暗誦すべきだなと思った。
投稿者 nakaban 時刻: 9:41
投稿者 nakaban 時刻: 9:00
投稿者 nakaban 時刻: 23:28
Ttitleでの展覧会がスタート。
本日16時までいますよ。
本というテーマを与えてもらったので幅広く絵を描くことができた。
イラストレーションを描くときの気分とは何かが違っていて興味深い。
ちなみに今日がTitleの開店一周年。
店主の辻山さんの著書「本屋、はじめました」(苦楽堂)も刊行、先行発売されている。
開くと僕のことも書いてくれてたし、クレジットにもロゴデザイナーとして。
嬉しかった。
昨日のトークで辻山さんが言っておられたこと。
良い本は本の全体から発する雰囲気が「特別」であり、それが選書の決め手になる(今展覧会の本であれ、書店の棚であれ)という大事な言葉をいただいた。なぜなら僕も遅読なのをいいことに本というものを密かにそう捉えていたから嬉しかった。木工作家のイサドさんが、人は無垢の材と精巧に作られた合板の材の違いを見破る力がある、と言っていたのも思い出していた。表面的には全く同じふうに見えても、である。
人の無意識は本の表面から本の中身を開かすして想いはスキャンすることができる。
そんな仮説も楽しんでみたい。
だからこそ反対に本のページをひとつひとつ開いてみたくなる。
nakaban
投稿者 nakaban 時刻: 10:15