音と言葉に身をひたしてみると、たしかに歩いている感覚があって、そこはざわめく原野のような場所で、歩いたり立ち止ったり、風の歌に耳を澄ましているような。けれど同時にここから何処にでも行こうという気持ちも浮かび上がってくるような、そのような感覚に心を揺さぶられます。
どの曲にも思い入れができてきました。
仙台の火星の庭での「旅するブックシェルフ」の搬入、辻山さんとのトークとドローイング、終わりました。
北の国の火星に降り立ち旧友に会えました。cartaさんやキエツさん。
そのあとも飲みにつれてってもらったり(朝の3時まで!)町を歩いたり、
またその温かな時間の対極のように海辺のあの何もない風景が思い出され
いなくなった人たちの分もしっかり生きなくては。いや、
でも、
自分にとって大切な時間をブレゼントしてもらいました。
三日間たっぷりつき合ってくださった火星の庭の前野さんご夫妻、
火星の庭での旅するブックシェルフの展示は始まったばかりで12月15日まで。ぜひ!
火星の庭
投稿者 nakaban 時刻: 14:59
投稿者 nakaban 時刻: 12:32
エマーソン北村さんのレコ発ライブ。
どうしても聴きたくなって駆け込みました。
あー楽しかった!オルガン座が素敵なカリブの島のダンスホールに。
なんて素敵な音の手触りの質感。太くて軽やかで風通しのいい音楽なのだろう。
レゲエ〜ダブ。考えてみたら初めて生演奏で聴くのがエマーソンさんのソロで、これはなんだか幸運なことだな、と思いました。
しっかりその音楽の格好良いところのエッセンスが伝わって来ました。
ダブのエコーを手弾きで表現してたり、足弾きベースとシンセベースを自然につなげたり、シーケンサーのスイッチのon offとか、いちいち粋で、手品のようで。それでいて自然でエレガントな演奏で。
それからお客さんをじーと見つめながら演奏しているお姿。
これは大切なことだよなあ、と考えさせられました。
そんなわけで良かった尽くしでした。
追記:
エマーソンさんのアルバムも買って来ました。とっても良いのでおすすめです。
新アルバム「遠近に」のジャケ絵はさかなの西脇さんです。
投稿者 nakaban 時刻: 16:04
ラベル: live, Umitaro ABE
投稿者 nakaban 時刻: 22:28
ラベル: music, Umitaro ABE