7/26/2013

夏の青嶺のランテルナムジカ

いよいよ明日、明後日。東へ参ります。
ぜひ。



7/25/2013

絵本「ぞうのびっくりパンやさん」

新しい絵本が出ました。
題して「ぞうのびっくりパンやさん」

本を開くとパン屋小屋が現れ、その周りに森が。
もちろん、たくさんの動物がパンを待っています。(動物研究&描くの大変だった)。
ある日私が見た「空中でパンがはじける祭りの夢」がお話のもとになっています。
望遠鏡で日本中の絵本屋さんをぐるぐる眺めてもあまりこのような絵本はありません。
変てこ楽しい絵本になったと思います。ぜひ手に取って頂けたら嬉しいです。

この絵本の画はまず線画を描いてコピー。何度も修正を重ね(デッサンが下手なので)マジックで彩色、裏面を撮影。撮影した色面とオリジナルの線画をコンピューターで合成するという、こう、手順を書いていて自分でもわけ解らなくなるような(でも必然な)じっくりプロセスで作りました。画面の面白さもお楽しみください。

この本を出してくれた大日本図書はダーロフ・イプカーという人の「よるのねこ」という、
個人的にとても好きな絵本を出している出版社です。
「ぞうのびっくりパンやさん」おすすめですが「よるのねこ」も読んでください。


象の名前は「スポングさん」です。

7/17/2013

ポートレイト

一般的に人を描いた絵を肖像画と呼ぶけど、本当は全てのものは肖像として描きたい。 風景の、木の、海の、石の、パンの、燕が空に描く環の、倒れた馬の目のポートレイト。 いろいろなものに敬意を表明するってことかな。 表層に折り畳まれた時間が波になって響いて来る。